マンションのエントランスロビーが子供の遊び場にならないためには
マンションの顔とも言えるマンションのエントランスロビーが、子供の遊び場になっているのは非常にみっともないことです。エントランスロビーが、子供の遊び場とならないためには、どうしたらよいのでしょうか。「子供は宝物」とは言え、共用スペースであるマンションのエントランスロビーはどのようにあるべきなのでしょうか。エントランスロビーが子供の遊び場にならないためにはどうすべきなのでしょうか。
■ 目次 ■
エントランスロビーとは
マンションのエントランスロビーの役割は、マンション住民のための入り口でもあり、来訪者の入り口でもあります。
オートロックの設備があるマンションが多いでしょうから、不審な侵入者をガードする大切な役割を担っているのが、エントランスです。そのエントランスの延長にあるのが、エントランスロビーです。
エントランスロビーは、多くの方が収容できるように、ある程度の大きさのスペースが確保されています。
そして、ソファーやイスとテーブルなどが備えられていることが多く、子供にとっては格好の遊び場となっているのではないでしょうか。
大人にとっても、井戸端会議をするのには、ちょうどよい手軽なスペースで、ちょっとしたコミュニケーションの場であることは否定しません。
しかし、エントランスロビーの使い方をある程度制限しないと、好き勝手に使われてしまうことになりますので、はじめから使用ルールを設けることをおすすめします。
遊び場にならないためのルール
ルール1:エントランスロビーでは飲食禁止
ソファーやイスとテーブルがあるためなのか、わざわざエントランスロビーで、飲食をする人が出てきます。子供であれば、お菓子やガムなどを食べることもあります。
お菓子の食べこぼしがエントランスロビーに散乱していたり、ガムがソファーに付着してしまうことが発生します。
ジュースなどの飲み物をこぼしてもそのままにしていたり、汚い手で壁紙を触って汚す場合もあります。
エントランスロビーに設置しているソファーやイスとテーブルは、高級感溢れるタイプを使用していることが多いので、汚れた場合はショックです。
ですから、エントランスロビーでは、「飲食禁止」とルール化することが望ましいです。当然、子供だけではなく大人も制限の対象です。
エントランスロビーは、マンション住民の共有財産です。大切な取り扱うことは必要な躾です。
ルール2:ソファーでは遊ばない
子供って、ソファーの上に乗って、ジャンプするのが好きなんです。エントランスロビーに設置しているソファーは、フカフカだからなのでしょうか。よくソファーの上で遊ぶ子供の姿を見ます。ソファーは、トランポリンではないのです。
あたりまえですが、ソファーは遊び道具なのではありません。子供にとっては、何でも遊び道具にしてしまいがちなのですが、きちんとエントランスロビーのソファーでは遊ばないことを認識させるために、貼り紙やポスティング・総会などの場で伝えることが必要です。
もし子供がソファーから落ちて怪我をしたら、黙認していた管理組合の責任になるかもしれませんよ。
そもそもエントランスロビーのソファーは、マンションに来客した方への接客用だと認識しています。一時的に待って頂く場合や外部の方との打ち合わせのためにあるのではないでしょうか。
ルール3:子供だけにしない
エントランスロビーで問題となるのは、子供だけにした場合が多いです。親と一緒に居れば、何かあったときに対処できます。
大きな声でおしゃべりすると、エントランスロビーって結構声が響くことが多いです。ホテル並みとは言いませんけど、子供の高いや奇声が響くのです。
子供に対して、「エントランスロビーに静かにしていなさい。」と言ったところで、静かに過ごすことは極まれですから、大人と一緒にエントランスロビーで過ごすようにしましょう。
大人と一緒でないと、エントランスロビーで自転車やキックボードに乗っても大丈夫だと勘違いする子供が出てきます。
やってよいことと悪いことの区別がつかないことは、将来大人になった時に、不幸せになりますから、子供の時からエントランスロビーのルールを理解させるのも教育的な面でも意義があります。
子供の遊び場が少なくなっている
最近は、子供の遊び場が少なくなっているのも事実です。小学校のグラウンドでさえ、近所に気を使って、思いっきり遊べない学校があると聞きます。
公園に行けば、どんな危険が待っているのか分からないという理由で、公園へ行くことを禁止している家庭もあるようです。
昔と違って、どんどん子供の遊び場が減ってきているのだそうです。少子高齢化の影響なのでしょうか。「子供は宝物」なのは、現在も変わらないのですから。
ちょっとかわいそうな子供たちの環境だとは思いますが、ある一定のルールを設けて運用しないと、快適なマンション生活ができません。
管理組合の活動によって、エントランスロビーの使い方を徹底するようにしましょう。
おわりに
マンションの顔である「エントランスロビー」は、子供の遊び場にならないように気をつけてください。一定のルールを設けて、大人も子供も守る必要があります。子供であっても、ルールを逸脱した場合は、住民みんなで注意し合うような雰囲気のマンションでありたいものです。
マンションのエントランスロビーが子供の遊び場にならないためには
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