ベランダの外壁素材はタイル張りと強化ガラスどちらがよいの
マンションのベランダバルコニーの外壁を見ると、タイル張りと半透明の強化ガラスが混在していることが分かります。なぜ、わざわざ素材の異なるタイル張りと強化ガラスのベランダバルコニーが存在するのでしょうか。購入を検討している部屋のベランダの外壁素材が選べると嬉しいですけどね。
■ 目次 ■
ベランダの外壁素材はタイル張りと強化ガラスどちらがよいの
マンションのベランダの外壁を見ると、タイル張りと半透明の強化ガラスが混在していることが分かります。
古いマンションだと、全ての階のベランダがタイル張りであることが多いのですが、最近のマンションは、タイル張りの部屋と半透明の強化ガラスの部屋が混在しています。
どの部屋を購入するのかを検討する場合に、階数や間取りを優先するのが普通ですので、ベランダの外壁を検討の材料となることは少ないとは言え、素材がお隣の部屋と異なる場合があって気になりませんか。
タイル張りと強化ガラスのベランダでは、どちらの素材がよいのでしょうか。結論から言うと、どちらでも住むのに大きな影響を及ぼすことはありません。
タイル張りの場合
タイル張りのマンションは、非常に見栄えがよく、丈夫で長持ちであると言われています。
タイル張りのメリットは、外から覗かれる心配がないということです。洗濯物を干していても、見られる心配がありません。プライバシーを重視する方にはメリットがあります。
タイル張りの場合は、バルコニーに重量の重いコンクリートの壁を使う必要があるため、その分、マンションの構造にも影響を及ぼします。
強化ガラスの場合
強化ガラスの場合は、解放感が抜群、風通しもよい、明るいのが特徴です。
ただし、夏場は南向きや西向きのバルコニーだと、床の照り返しがきつく感じる場合もあります。外から洗濯物が薄っすらと透けて見えるのもデメリットと言えると思います。
タイルと強化ガラスの場合
マンションによっては、タイル張りと強化ガラスの両方を採用している場合もあります。タイル張りと強化ガラスのメリットを取り入れたデザインです。
ただ、施工が複雑となってしまいますので、販売価格に反映されてしまうというデメリットがあります。
タイル張りと強化ガラスが存在する理由
タイル張りと強化ガラスが存在するのはなぜでしょうか。最近は、省エネ(エコ?)が重視されています。半透明の強化ガラスは、明るくて日差しを取り入れやすいメリットがあります。
ですが、プライバシーや見栄の関係で、一部にタイル張りを使って高級感を演出するためです。バルコニーの外観が強化ガラスの場合は、安っぽく見えるらしいです。
デサイン性のためでもあります。全てタイル張りあるいは全て強化ガラスよりも、交互に使用したり、バラけて使う方が変化がありますから。
おわりに
タイル張りと強化ガラス、どちらの素材がよいのか迷います。プライバシーを重視して、低層階のお部屋は、タイル張りが採用されています。
マンションによって、タイル張りと強化ガラスを使い分けているのが外観から見ると面白いです。マンションの表情(顔)がそれぞれ違っていて面白いです。マンションの外観を眺めるだけでも楽しいですよ。
先日紹介した埼玉県の「ハイムスイート朝霞」外観は、主に強化ガラスのベランダとなっていますが、偶数階/奇数階で、タイル張りのお部屋が存在するデザインとなっています。
マンションの購入時、ベランダのバルコニーにまで外壁素材を意識することが少ないかもしれませんが、気にして選ぶのも後悔しないコツとなります。
ベランダの外壁素材はタイル張りと強化ガラスどちらがよいの
※アフィリエイト広告を利用しています。