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マンション購入の注意点 独身の体験から語る

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分譲マンションを購入する場合の注意点を綴ります。自分自身も独身でマンションを購入した体験があるため、やはりマンション購入で注意すれば良かったと後悔する点もあります。同じ独身で、分譲マンションの購入を考えている方は、参考にして頂けると幸いです。

独身マンション購入で失敗した点は

住宅ローンの金利はセカンドだった

独身のマンション購入で、失敗だと後悔しているのは、「住宅ローン」の金利です。現金一括でマンションを購入する方には「住宅ローン」とは無関係ですが、多くの方は、金融機関の住宅ローンを利用してマンションを購入されることが普通だと思います。

住宅ローンの金額は、一般的に何千万円・何億円と高額な金額になるために、数パーセントの金利差が大きな支払額となってしまいます。特に、「住宅ローン」返済直後は、金利だけを支払って元本が減っていかない状況が続きます。

私が借りた時の「住宅ローン」の金利は、10年固定金利で2.3パーセントでした。これでも給与振込を行うなど普段から取引している金融機関でしたので、0.2パーセント優遇してもらった優遇金利なのですよ。

事前に「住宅ローンの金利って、どのくらいなのだろうか。」と思って、金融機関のホームページで確認していたのです。その時に確認していた住宅ローンの金利は、1パーセント台でした。

金融機関の「住宅ローン」の適用金利は、「審査時」でも「申込時」でもなく、「実行時」の金利が適用されるのです。「申込時」に低かったとしても、「実行時」に高くなっている可能性もあります。

私の場合は、「申込時」の金利と「実行時」の金利は幸いにして同じでした。実際の「住宅ローン」が適用されるまでは、ドキドキものでしたけどね。

「住宅ローン」の金利は、借りている金額が大きいため、金利数パーセントが大きく響きます。てっきり1パーセント台で借りられると思っていたのに、「セカンドハウスローン扱いとさせて頂きます。」と金融機関の融資担当者から説明されました。

自らが居住するためのマンションであると説明しても、「セカンドハウスローン」から覆ることはありませんでしたから、思わぬ痛手だったことを思い出します。「セカンドハウスローン」だったのは、購入マンションの床面積で判断されたものと思われます。

金融機関の「セカンドハウスローン」の案内には、

ご自身がお使いになるセカンドハウス、別荘の建築・購入・増改築資金、ご家族がお住まいになる住宅の建築・入・増改築資金。セカンド住宅ローンの借替資金・借り替えに伴う諸費用。

とあります。初めて購入するマンションなのに、なぜセカンドハウスローンになるのか疑問が残りましたが、仕方なく「セカンドハウスローン」で借りることにしたのでした。

「セカンドハウスローン」で借りたとしても、手続きが簡素化されるわけでもなく、一般の「住宅ローン」と同じですから、なんだか釈然としませんでしたね。

「セカンドハウスローン」の取扱いは、各金融機関一律ではありませんので、各々の金融機関でお確かめ下さい。

「住宅ローン」を借りる場合には、金融機関による事前審査(仮審査)があります。不動産会社経由で事前審査(仮審査)に通ったという連絡を貰って、せっかく事前審査(仮審査)に通ったのだからチャンスを活かしたいという気持ちがあったのも事実です。

引っ越さなければ良かった

独身のマンション購入で、失敗だと後悔しているのは、「引っ越さなければ良かった。」と後悔している点です。このことは、マンション購入の失敗談!東京やってしまった後悔ポイント4「マンション購入 東京都内」にも綴りましたが、購入したマンションには、僅か1年と半年住んだだけだったのでした。

「マンション購入は計画的に!」と分かっているのですが、人生の中で、何が起こるのか分からないことが多いのも事実です。自分が想定していた以外の良い事態やトラブルやアクシデントを含めた悪い事態が、突然、自分の身に降りかかってくる場合があります。

私の場合は、「結婚」という思わぬ事態が起こってしまった訳ですが、マンションを購入すると、会社から転勤を言い渡されてしまったという話は、良く耳にすることです。わざと転勤を画策したのではないかと思ってしまいます。

引っ越しする場合の費用も大変ですが、引っ越しを行うためには、荷物をまとめる作業、荷物を搬出する作業、電気・ガス・水道の手続き、荷物を解く作業、荷物を搬入する作業が必要です。日常の忙しい合間を見て行うのですから、引っ越しって厄介だと思います。

さらに、引っ越し代金もかかるし、引っ越し業者の選定や梱包材の受け取りなどのやりとりも発生します。引っ越しをすると燃えるゴミの収集日が変更となって、今までとは違和感を覚えることもあります。

引っ越しの良さもあります。引っ越しをすることで、気分も新たになったり、引っ越しを機に断捨離が出来たりと、強制的にリセット出来るメリットもありますので、一概に引っ越しがデメリットであるとは思っていません。

1年半という短い期間での引っ越しを余技なくされたことが、後悔したポイントですが、結婚というタイミングだったので仕方がないかなぁと思っています。

購入したマンションを人に貸すという手もあったのにと思いますが、これは結果論ですから、当時は分からなかったことです。

独身マンション購入で失敗した点のまとめ

金融機関の住宅ローン適用金利と引っ越しのタイミングを考慮せずに、マンションを購入してしまったことです。「あらかじめ結婚が分かっていれば。」と思いましたが、後の祭りでした。

独身者が増えて来たということですから、これからはファミリー向け物件よりも、独身者向け物件をターゲットとした不動産会社が多くなるかもしれませんね。

マンション購入の注意点

住宅ローン適用金利に注意!
引っ越しのタイミングに注意!
※アフィリエイト広告を利用しています。
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この記事を書いた人

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。


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