1階が居酒屋のマンションは買うべきか?
マンションの1階に居酒屋などの飲食店が入っている場合は、購入すべきなのか避けるべきなのかどちらなのでしょうか。お酒が好きな人の場合は、居酒屋で飲んですぐ自宅へ帰れるというメリットは確かにありますが、ほとんどの場合はデメリットの方が大きいと思います。デメリットの理由を綴ります。
■ 目次 ■
1階が居酒屋のマンションは買うべきか?
お酒大好き人間にとっては、マンションの1階部分に居酒屋などの飲食店があるのは、時間の心配をすることなく、心置きなく飲めるというメリットがあります。
終電の時間を気にしたり、代行タクシーの手配や誰かに迎えにきてもらうなどの煩わしい心配がありませんから、非常に好都合と一見すると思われます。
ところが、メリット以上のデメリットがあることを認識して、1階居酒屋マンションの購入を考えて頂くようにお願いします。個人的には、1階居酒屋のマンションは避けます。
「分譲マンションにテナントありは避けるべきか?」で綴ったように、マンションの1階部分がテナントになっている場合にはメリットとデメリットが存在します。
それに加えて、次のデメリットが存在します。
居酒屋が続くとは限らない
居酒屋の経営が一生続くとは限りません。オーナーの都合で違う居酒屋になったり、居酒屋とは異なる飲食店になってしまうことがあります。
途中でオーナーが変更になったり、メニューの内容が変わったり、消費税増税に伴って値上げがあるかもしれません。
飲食店以外のテナント(今流行のタピオカドリンク専門店など)が入る場合も考えられます。個人経営の居酒屋の場合は、ある時突然チェーン店に変更されてしまうことも考えられます。
酔っ払いの声が響く
居酒屋の営業時間と立地にもよりますが、酔っ払いの声がマンションに響きます。居酒屋に入る時や出る時のドアーの開閉音や、酔っ払いの声がマンションに響き渡ります。
深夜遅くまで営業しているのが、一般的な居酒屋の営業スタイルです。就寝しようと思っている時に、酔っ払いの声が響くのは勘弁してほしいものです。寝静まった後の声は、意外と大きく聞こえるものです。
特に、年末年始の忘年会や新年会の季節、4月の新入社員が入社する時期などは、大きな声で騒ぐ声がする覚悟は必要です。
深夜営業のリスク
深夜営業だとお客様同士のトラブルが多く発生する可能性があります。警察が出動する騒ぎに発展するかもしれませんね。
教育上よくない
子どもの教育上、お酒を飲んで騒ぐ姿を見せることは好ましいことではありません。子どもへの影響を考えると避けた方がよいですね。
おわりに
1階が居酒屋のマンションは買うべきかについては、「買うべきではない!」と断言します。
いくらお酒が好きであったとしても、いつまでも居酒屋であり続ける保証がないですし、騒音を考えると夜も寝られないかもしれないリスクがあるためです。
「分譲マンションにテナントありは避けるべきか?」で綴ったように、ゴキブリやネズミなどの害虫が出るのが苦痛だという意見が多いです。1階に飲食系のテナントが入っている方が住んでいる場合に言われています。
たくさんマンションがある中で、わざわざ1階居酒屋のマンションを選ぶ理由が分かりません。最終的には、ご自身の判断で購入を決めてください。
1階が居酒屋のマンションは買うべきか?
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