仲介手数料が半額のからくり理由は物件見学にあった!
中古マンションの購入にかかる仲介手数料が半額になる理由は、物件の見学にありました。通常、無制限の物件見学を6部屋までと限定したのです。2019年4月1日に新たにスタートした「手数料半額プラン」のからくりです。中古マンションの購入もAIを用いて最適な物件を探す時代に突入したのだろうか。仲介手数料の半額を検討してみるのもよいのではないでしょうか。
■ 目次 ■
仲介手数料とは
不動産会社の取引で出てくるのが「仲介手数料」という言葉です。「仲介手数料」とは、契約者が物件を決める前に、中古マンション情報の検索や内見の同行、契約書の作成などのサービスを提供してくれことに対する対価だと考えれば分かりやすいのではないでしょうか。
不動産会社はボランティア活動なのではありませんから、無料で内見の同行や契約書の作成を行うことはあり得ません。
仲介手数料の上限額は決まっており、
「(売買価格(税抜)×3パーセント+6万円)×消費税」で求められます。
具体的に、売買価格を3000万円、消費税率を10パーセントと仮定すると、
(3000万円×3パーセント+6万円)×10パーセント=105.6万円が上限の仲介手数料の金額となります。
売買価格3000万円の場合は、仲介手数料105.6万円になりますので、ちょっと高いと思われるかもしれませんね。(消費税率8パーセントの場合は、103.68万円、たったの2パーセントの消費税増税とは言え痛いですねぇ。)
ただし、これ以上は、仲介手数料を負担させてはいけないという上限金額ですので、キャンペーンなど交渉によっては、仲介手数料が減額となる場合もあります。仲介手数料の値下げ交渉を行うことも物件を安く買うポイントとなりますね。
手数料半額プランとは
2019年4月1日から新たにスタートした「手数料半額プラン」では、通常3パーセントで計算するのを1.5パーセントで計算し、、6万円の加算を3万円として計算します。さきほどの売買価格3000万円、消費税率を10パーセントで計算します。
(3000万円×1.5パーセント+3万円)×10パーセント=52.8万円が上限となります。「手数料半額プラン」の文字通り、仲介手数料が半額となります。
「手数料半額プラン」条件
株式会社Housmart(ハウスマート)でスタートした「手数料半額プラン」が使用できる条件です。
物件価格
中古マンションの物件価格が、2000万円以上であることが対象となります。
物件見学数
見学する物件数は、6部屋以内に限定されています。
無料コンサルティングサービス
2回目の見学までに、無料のコンサルティングサービス「Journey(ジャーニー)」を受ける必要があります。「Journey(ジャーニー)」とは、不動産のプロが最適な物件や住宅ローンなどのプランを提案するコンサルティングサービスのことです。
対象物件
居住用の中古マンションに限ります。
対象エリア
東京都23区・武蔵野市・三鷹市・西東京市・横浜市・川崎市のみです。
おわりに
購入しようとする希望の中古マンションが絞られているのであれば、「手数料半額プラン」を用いて、お特に購入することができますのでおすすめです。浮いた仲介手数料で、家具や家電など新生活に必要なモノを購入することができますからね。
6部屋以外にも見て回らないと決められないという方は、従来通りの「物件見放題」となります。
仲介手数料が半額のからくり理由は物件見学にあった!
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