マンションのコンシェルジュはいるのか?いらないのか?
マンションのエントランス付近にコンシェルジュを置いているとマンションのステータスが非常に高い印象を感じます。一方で、コンシェルジュはいるのか?いらないのか?という議論が起こりがちなのが、コンシェルジュの存在です。コンシェルジュはマンションにとって本当に必要なのかについて綴ります。マンションを購入する場合には、コンシェルジュの存在も考慮して頂きたいです。
■ 目次 ■
コンシェルジュの意味は
コンシェルジュの意味は、英語で「Concierge」であり、「集合住宅(アパルトマン)の管理人」のことです。集合住宅=マンションですから、コンシェルジュとは、マンションの管理人という意味です。
まるで、ホテルのフロントのスタッフのように、ゲストルームの宿泊予約やクリーニングの取り次ぎの手続き、宅急便の受け付け、タクシーの手配などを行います。
マンションの住民の様々な要望に応える仕事がコンシェルジュの役割です。住民の困りごとの相談に乗ったり、防犯面での効果もあるように思います。
コンシェルジュいる/いらない
マンションにコンシェルジュがいるのか?いらないのか? よく話題になりますので、それぞれの意見を綴ります。
コンシェルジュいる意見
マンションにコンシェルジュがいる方の意見です。荷物を一時預かってもらえたり、家事代行を頼めたり、タクシーの手配をしてもらえたりと住民の要望に応じて、サービスの提供を受けることができるのがコンシェルジュいる派の意見です。
エントランスの近い場所に、コンシェルジュが勤務する場所が用意されていることもあって、防犯面でも一役買っているとも言えると思います。
オートロックだからと言っても、マンション住民の後ろから、こっそりと入ることができるため、コンシェルジュがいるだけで警戒して住民以外の人が入ってくることも防げるでしょうね。
コンシェルジュの人件費は、全て住民の毎月支払う管理費から支払われています。コンシェルジュの人数や対応時間によって違いますが、コンシェルジュのサービスに相当する管理費を住民で負担しているということをお忘れなく。また、コンシェルジュのための設備も必要となります。
コンシェルジュいらない意見
朝が早く、夜は遅いので、コンシェルジュのサービスを受ける時間がないとか、住民自ら手配をしてしまうため、コンシェルジュ・サービスを全く利用しない方もいます。
コンシェルジュ・サービスを利用しないのに、管理費が高くなるのは納得ができないという意見やマンションのエントランスを通る度に、コンシェルジュから挨拶されるのは鬱陶しく感じてしまう方もいます。
関わりたくないのに挨拶されるのは不愉快と思われる方もいます。マンションの住民も、コンシェルジュも気を遣ってしまうので、いらないという意見です。
管理人:info-mansionも、コンシェルジュ不要派です。自分のマンションにコンシェルジュが常駐しているとなると、ホテルなどに滞在した場合の特別感が味わえなくなってしまうのではないかと危惧します。
おわりに
マンションのエントランス付近にコンシェルジュを置いていると、豪華なイメージを持つことができます。
マンションの住民に必要なサービスを受けることができますので、住民の満足度は飛躍的に向上することができます。
しかし、コンシェルジュを置いていたが、やがて置かなくなったというマンションは多く耳にしますが、逆にコンシェルジュを置くようにしたというマンションは聞きません。コンシェルジュをなくすことはあっても、新たに設置することは聞いたことがありません。
コンシェルジュを置くためには、人件費が必要です。管理費から支払われている人件費以上のメリットを享受できているのか、ただ単に見栄だけでコンシェルジュを置いているのか検討した結果だと思います。
マンションを購入する場合には、コンシェルジュが存在しているのか。購入後も継続して存在し続けるのかを吟味して選ぶ必要があります。
マンションのコンシェルジュはいるのか?いらないのか?
コンシェルジュは「いらない。」と判断した結果の表れである。
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