玄関前にインテリアや置物があるポーチのデメリットは
分譲マンションの玄関前にポーチのあるマンションがあります。玄関前にポーチがあると一戸建ての感覚を味わえ、インテリアや置物を飾ることで豪華な印象を与えます。玄関前にポーチのあるマンションには、デメリットはあるのでしょうか。
■ 目次 ■
玄関前ポーチとは
玄関前ポーチとは、建物の玄関前に、壁から突き出た庇のある入口スペースを指します。ただし、マンションの場合は、共用廊下にすでに屋根があることから、庇の役割を果たしていると解釈できます。
庇があると、雨が降った日に傘を持って玄関を出入りするときに、雨に濡れずに済むというメリットが一戸建てにはありますが、マンションの場合は、本来の玄関前ポーチではないのかもしれませんね。
しかし、玄関前ポーチがあると花や植木鉢などのちょっとしたインテリアを置くスペースが生まれます。(管理規約で置くことはNGとなっている場合もありますが。)
玄関前ポーチのあるマンションと玄関前ポーチのないマンションを比べると、明らかに玄関前ポーチがあった方が豪華な印象を受けます。マンション全体ではなくて、ある特定のお部屋(特に角部屋)だけに玄関前ポーチが存在するマンションもあります。
玄関前ポーチのメリットとデメリット
玄関前ポーチのメリットとデメリットを綴ります。
玄関前ポーチのメリット
玄関前にポーチがあると、ブライベートが保てます。玄関ポーチがないお部屋は、玄関ドアを開けた場合に、お部屋の中が見えてしまう可能性があります。
マンションの住民が、意図的にじっくりとお部屋の中を見ることはないにしても、たまたま通りかかった住民が見てしまうことや清掃の方に見られてしまう可能性があります。玄関ドアからリビングまで、一直線の廊下の場合は、見える範囲も大きくなります。
玄関から風を通したいと思う場合でも、玄関ドアを開けても、玄関ポーチによってプライバシーが保たれるので、安心して生活することができます。
玄関前にポーチがあると、花や植木鉢などのちょっとしたモノを置くスペースが生まれます。ただし、管理規約でNGとなっている場合は駄目です。本来、玄関前にポーチは、共用廊下と同じ共用部分ですので、モノを置くことは禁止なのですが。
玄関前ポーチには、簡単に取り外しが可能なお洒落なリースやドアスワッグ(壁掛け)を掛けてインテリアを楽しむ方も多いようです。
玄関前ポーチのデメリット
デメリットとしては、玄関前ポーチをいちいち開けるのは面倒だということがあります。特に、荷物を持っている場合は、面倒と感じるようです。さらに、玄関前ポーチを開け閉めする時の音が響きます。
玄関前ポーチのスペースがある分、玄関前ポーチのない部屋よりも、マンションの分譲価格が高くなります。玄関前ポーチがあるお部屋は、角部屋であることが多いからです。
玄関前ポーチがあると、悪戯(いたずら)される恐れがあることも確かです。子どもは、玄関前ポーチがめずらしいと思って遊びのスペースとして使う場合もあります。
玄関前ポーチで分かるマンションコスト
玄関前ポーチがあるマンションは、玄関前ポーチがないマンションに比べてコストがかかっています。玄関前ポーチがあるマンションは、それだけコストをかけて作られているという証拠です。
マンション建設費(コスト)を削りやすい場所として、住むのに支障をきたさない部分から削られて行きます。
コストを削減するために、鉄筋の数を減らすというわけにはいきませんので、必ずしもなければならない玄関前ポーチを削ることになるからです。
おわりに
玄関前ポーチのあるマンションには、メリットもデメリットも存在します。マンションを選ぶ場合には、玄関前ポーチが必要なのかどうかも判断材料としてください。
玄関前にポーチがあれば、一戸建てと同じような豪華な印象を受けますが、マンション生活の最大のメリットは、鍵一本で出かけられる気軽さにあると思っています。
玄関前にインテリアや置物を飾る場合は、マンションの住民に見られても大丈夫なように工夫しましょう。無機質なマンションの玄関前が華やかになります。
玄関前にインテリアや置物があるポーチのデメリットはあるか。
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