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クロ現+「都会のマンションに異変」早めに手を打つべし

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2019年5月30日(木)放送のNHKクローズアップ現代+「“都会のマンション”に異変!あなたはどうする?」を見ました。永住意識6割越しと過去最高を記録したマンション住まいですが、都会のマンションに異変があると放送されました。「空室」「老朽化」「修繕積立金」など山積する問題を解決するためには、早めに手を打つことだと思いました。

クロ現+「都会のマンションに異変」

NHKで2019年5月30日(木)に放送した「クローズアップ現代+(クロ現+)」では、経済ジャーナリストの荻原博子さん、不動産コンサルタントの長嶋修さん、マンション管理士の深山州さんをお迎えして、都会のマンションに異変が起こっていることを放送していました。

番組のタイトルは、「都会のマンションに異変」ですが、何も都会のマンションに限らず、日本全国にあるマンション全般にも言えるのではないかと警笛を鳴らしていた気がします。

「マンションの永住意識が過去最高に 国土交通省調査より」でも綴ったように、マンションへ永住する意識が、6割を越えているなどマンションに対する意識が変わってきています。

かつては、「住宅すごろく」として、生涯の住まいの変遷の一部として分譲マンションを購入し、やがて時期がくれば、購入したマンションを売却して、郊外に庭付き一戸建ての住宅をを購入するとさえ言われていましたけどね。

番組では、都会のタワーマンション(タワマン)が多く建設されていると放送していました。「タワマンで後悔しているのは人間関係と子どもなの?」のように、タワマンを購入して後悔している方も多いようです。その中で、東京オリンピック選手村マンション「晴海フラッグ」を狙っている方もいました。

空室の増加

空き家の調査をする民間会社の調査員に同行すると、人気エリアのマンションでさえ空室が何室も見つかるという状況が浮かび上がった。東京23区で5000戸にも及ぶ空室が存在していた。最も多いのは新宿区、杉並区の空き家が多いということでした。

管理費滞納の増加

空き家が多いということは、同時に管理費や修繕積立金の滞納も多いということであった。番組では、アンテナが折れて衛星放送が視聴不能になったが、管理組合の予算がないために修理が行われないままの悲惨な現状でした。

管理費を払わないという悪質居住者もいるという悩みも紹介された。「時効は5年、早めに対応を行うこと。管理会社任せにしない。登記簿を取り寄せて所有者に連絡それが難しければ弁護士に相談」と解決策を示していました。

修繕積立金が不足

マンションの販売時は、修繕積立金の金額は安くしておいた方が、販売側にとっては、よいのだろう。しかし、いつまでも、安い修繕積立金で満足していると、後から痛い目を受けるのは目に見えています。

修繕積立金が不足することで、マンションの管理ができない・修繕ができないといった状況に陥ってしまいます。

早めに手を打つべし

「空室」「老朽化」「修繕積立金」など、マンションで発生する諸問題は、先送りをするのではなく、問題が発生して即対応する必要性を感じました。早めに手を打つことで、スムーズな解決を図ることができます。

私の住むマンションでも7割が採用している「段階増額積立方式」で修繕積立金を集めています。「均等積立方式」が3割もあると分かったのが収穫ではあるが、修繕積立金を値上げする場合でも、早めに手を打つ必要があります。

滞納者に対する対応も、管理組合が早期に手を打つことで、傷が浅いうちに解決を図ることが可能です。

おわりに

東京オリンピック選手村の跡地に整備される「晴海フラッグ」を含むタワマン(タワーマンション)は、容積率を緩和したことで生まれたマンションではあるが、建設後のことを何も考えていなかった行政には、憤りを隠せません。

建てたら終わりではなく、建ててからがスタートなのだから。タワマンの維持・管理に行政の介入がもっとあってもよいのではないかと感じました。

いつもブログを拝見している「とほほ管理員」さん、「世直し本舗の村上智史」さんも、クローズアップ現代+「“都会のマンション”に異変!あなたはどうする?」を見られていたようです。

気になるタイトルと内容でしたので、リアルタイムで視聴された方も多かったのかもしれませんね。個人的には、ちょっと物足りない内容だと思いました。もっと警笛を鳴らすために時間を割いて放送して欲しかったです。

受信料の徴収方法が問題にとりざたされ、ネット同時配信を行うことも話題に上がっています。ネットでもNHK番組の視聴を希望する人がいるのでしょうか。NHKの視聴者にもっと有益な情報番組を放送して頂きたいと思います。個人的には、受信料の徴収方法に強い憤りを感じますけどね。

クロ現+「都会のマンションに異変」早めに手を打つべし

永住意識が高いため、早めの対応を!
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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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