【10万円給付】本人確認書類は免許証以外に何が必要?コピーで大混乱!
新型コロナウイルスの緊急経済対策として、一律10万円を配る「特別定額給付金」で、混乱が起こっています。
10万円給付を受け取るためには、申請書に本人確認書類と受け取る金融機関口座のコピーが必要ですが、本人確認書類は免許証以外に何が必要なのかが分からない人が続出しています。
マンションでは、同じ日に申請書が届くこともあって、申請する手続きのために大混乱が起こっています。
- 本人確認書類は免許証以外に何が必要?
- 本人確認書類と通帳のコピーで大混乱!
■ 目次 ■
本人確認書類は免許証以外に何が必要?
新型コロナウイルスの緊急経済対策として、一律10万円を配る「特別定額給付金」で大混乱が起こっています。
正式名称は、「特別定額給付金」なのですが、職場やマンションの住民では「10万円のやつ」という別名で会話が成立しています。
住んでいる自治体によっては、すでに10万円給付が振り込まれているところもあれば、申請書すら届いていない自治体もあります。
申請書の照合は、全て手作業で行われているために、10万円給付の振り込みが遅いのではないかと思います。
申請書を読み込んだら、AI(人工知能)が一瞬で、申請書の内容と本人確認書類が照合できるようにはならないのでしょうか。
埼玉県、10万円給付は6月内に 「照合は全て手作業」職員は忙殺 https://t.co/SpkhKnb7kR
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) June 6, 2020
オンライン申請よりも、郵送申請の方が確実で早いというのは皮肉なことです。何のためのオンライン申請を構築したのか疑問です。
2020-06-04 17:05
大阪市もオンライン申請やめます
現金10万円給付 マイナンバー5万件のうち2万件は、誤入力、間違った申請で給付が
どんどん遅くなる。現在のところ7月末の時点で
大阪市民の50%に振り込まれるらしいパソコンさわったことない人が
この国のIT担当大臣ですからあきらめましょう pic.twitter.com/VO0yPZDGgp— 宮原わいわい(大阪) (@miyaharawiwi) June 5, 2020
自治体の規模や体制の相違により、10万円給付に対する取り組みに差があるのは致し方ないと思いますが、大幅にスピード感が異なるのはいかがなものかと思います。
10万円給付のためには、申請書の記入のほかに、運転免許証やパスポート(旅券)・マイナンバーカードなどの本人確認書類と10万円給付を受け取る金融機関口座のコピーが必要となります。
運転免許証やパスポート・マイナンバーカードを持っていない人は、何を本人確認書類とすれば良いのでしょうか。
下記の書類を本人確認書類としてコピーしてください。自治体によっては、本人確認書類として認められないこともありますので、お住まいの自治体のホームページで確認を行いましょう。
注意:マイナンバーの通知カード(紙)は、本人確認書類として使えません。
一点で済む書類
- 写真付き住民基本台帳カード
- 障害者手帳(身体・精神・療育)※顔写真付きのもの
- 在留カード
- その他、官公署が発行した免許証、許可証若しくは資格証明書等(海技免状、電気工事士免状、無線従事者免許証、動力車操縦者運転免許証、運航管理者技能検定合格証明書、猟銃・空気銃所持許可証、特殊電気工事資格者認定証、認定電気工事従事者認定証、耐空検査員の証、航空従事者技能証明書、宅地建物取引主任者証、船員手帳、戦傷病者手帳、教習資格認定証、検定合格証)
二点必要な書類
- 国民健康保険証
- 健康保険証
- 介護保険被保険者証
- 年金手帳
- 年金証書
- 後期高齢者医療被保険者証
- 写真なし住民基本台帳カード
- 公共料金の領収書
- その他、公的機関が発行したもの
- 国または地方公共団体が発行した写真付きの資格証明書
本人確認書類と通帳のコピーで大混乱!
高齢者を中心に、本人確認書類と金融機関口座のコピーを用意するので混乱しています。普段の生活で、コピーを使う機会がないのですから、当たり前です。
若い世代には、コンビニや職場などでコピー(複写)を利用する機会があるかもしれませんが、高齢者は使う場面がありませんからね。
誰かが代わってコピーしてくれれば良いのですが、さすがに本人確認書類のコピーとなるとコンビニの店員などでも躊躇してしまうでしょうね。
「マンションの管理人室にコピーを使わせて欲しい。」と言うちゃっかりさんまで現われる始末。管理人室にあるコピー機を個人的な理由で使って良いとは思えません。
かと言って、コンビニのセルフコピー機を使えるかと言うと、難しいかもしれませんね。さらに、コピー機に本人確認書類や銀行の通帳を忘れて帰ってしまう方も中にはいるのです。
3密を避けるために、郵送申請かオンライン申請を用いているとは思いますが、ある程度の人数を絞って窓口申請も必要なのではないかと思っています。
市町村役場だけではなく、金融機関や老人ホームなどの高齢者施設でも「10万円給付」の申請を受け付ける仕組みがあると良かったのでは?と思います。
大規模マンションであれば、申請書が届いた頃を見計らって、市の職員が申請を受け付ける方法も検討して欲しかったですね。
市の職員が、その場で本人を確認すれば、申請書に添付しなくても良いようにすれば、混乱は防げるのではと思います。
三重県志摩市96%の給付
三重県志摩市では、2020年6月11日現在、96%の給付が済んでいます。
対策チームを結成し、土日を返上して手続きにあたったのも早期給付の要因です。
一番の要因は、「AI(人工知能)」の活用です。申請書類をスキャンすると、AIが文字データを自動で読み取ってくれると言います。AI(人工知能)の導入により、通常一件5分はかかる作業時間が、わずか30秒で済むと言う。
コンピューターで処理できるものは、コンピューターを活用すれば、正確でスピーディな作業効果があります。
他の自治体も、三重県志摩市を見習って欲しいものです。
あわせて読みたい
マンション内で、フォローできる仕組みを構築できると本当は良いのだと思います。「管理組合の仕事ではない!」と言われればその通りですけどね。
各自治体でスピードが異なることや申請書に同封している案内に、何が本人確認書類として有効なのか明確に記載して欲しいものです。
10万円給付はいつどのように届くのか?住みやすい市区町村が分かる!
エレベーターの補助金を国土交通省から賢く活用しよう!
「儲かる住みよい街」移住した人もいるランキングの理由
電気自動車充電スポットの設置費用に補助金活用を!
団地タクシー 八王子館ヶ丘団地の例は素晴らしい取り組み
※アフィリエイト広告を利用しています。