なり手不足とは危険な状態!個別相談受けます!
「マンションは管理を買え!」とは言え、理事のなり手不足で困っているマンションは危険な状態です。どのようにすれば、理事のなり手不足を解消することができるのでしょうか。皆様のお役に立てるように個別相談を受けることにしました。実は、私の周りでも多くの相談を聞きますから。
■ 目次 ■
個別相談受けます!
私の周りでは、マンションの理事のなり手がなく、輪番制でなった理事が理事会に出席しないために、理事会そのものが不成立となり、何も決められない状態で困っているという相談を受けました。
じゃんけんやくじ引きで理事長になってしまったのだが、何をどうすればよいのかが分からなくて困惑しているという相談を受けることがあります。実際私も、一番初めに理事長になった場合に、どうすべきか分からなくて困った経験があります。
重要な役割である理事長という役職を、じゃんけんやくじ引きで決めてしまってもよいのかという意見もあります。
私の身近なところから相談を受けるということは、「日本全国でも困っている人が多いのではないか?」と思い、この度相談を受けることにしました。
マンションにおける立場やマンションの規模などによっても悩みは違うと思いますが、マンションをよくしていきたいという思いは共通なのではないかと考えます。
私は専門家でもなく、全ての問い合わせに明確に答えられないかもしれませんが、ブログ名「マンション情報お役立ちブログ」とありますので、少しでも皆さんの問題解決の一助になれば嬉しく思います。
個別相談はココから
個別相談は、下記からお願いします。理事のなり手不足だけではなく、マンション固有の相談でも構いません。ただし、明らかないたずらメールやスパムメール(迷惑メール)と思われる個別相談にはお答え致しかねますので、ご了承願います。
なり手不足とは危険な状態!
マンションで重要なのが、「物件の管理」です。マンションを購入したら終わりというわけではなく、購入してからがスタートです。
理事会を中心として、住民の意見を反映させながら、住みやすいマンションの方向性を定めていくことが重要です。
理事会の活動に無関心である方もおられますが、いずれ無関心のしっぺ返しを食らうことになるのではないかと考えます。
理事長の暴走、修繕積立金の大幅値上げ、老朽化に対する対応など、マンションの居心地が悪くなるばかりか資産価値が下落することによって、空室が目立ち、売却もままならないことも想定されるのです。
どのマンションでも、理事のなり手不足が叫ばれています。なぜ、理事のなり手がないのでしょうか。マンションに住んでいないためというのなら分かりますが、実際にはすんでいるにも関わらずなり手不足は悲しいです。
無関心からの脱却
選挙と同じで、どうせ投票しても何も変わらないと感じていませんか。理事を行っても、理事会を開催しても、どうせ何も変わらなのであれば、理事を引き受けるだけ無駄であるという意識が働いています。
マンション住民に、意識改革が必要です。マンション住民が積極的に管理を行わないと、将来的に危険な状態になりかねないという意識を持つようにすべきです。無関心からの脱却が必要です。
マンションというハード面は、築年数が経過すればするほど傷んできます。早めに手当てをすれば、重篤な病気から予防できるように、マンションも早めにメンテナンスを行うことで、大きな修繕を行うことなく長持ちできます。
マンションに住む人とのよいつながり(ソフト面)は、住みやすさの基本です。自然災害の場合は、お互いが協力して助け合う必要があります。そのためには、日頃からよいコミュニケーションを形成しておく必要があります。
無関心脱却方法は
まず、自分の住むマンションに関心を持ってもらう必要があります。そのためには、以下の方法があると考えられます。
マンション見学会
共用部分の見学会を開催しましょう。普段目にしているエントランスなどのほかに、電気室・配電盤・防災倉庫・給水ポンプ・屋上・管理人室など普段は目にしない部分の裏側の見学会を実施しましょう。
自分のお住まいのマンションの中でも、生活を支える裏側を見せることで、適切な共用部分の維持が必要だと認識してもらいたいものです。
マンション見学会は、マンション全体のイベントとしてもよいし、理事だけで行ってもよいでしょう。
住民への広報
マンション見学会を実施したのであれば、その報告を住民に行いましょう。ただ文字だけではなく実際の写真も添えられていると様子がよく分かります。
広報の方法も色々ありますが、掲示版の掲示する、全戸配布する、インターネット上で公開する。エントランスなど目立つ部分に掲示するなど、マンション毎にアピールしてください。
総会資料を配布するタイミングや総会当日にも住民に広報することができればよいですね。
おわりに
マンションの理事のなり手がなくて困っているという相談を受けます。理事になったとしても、メリットがないからと思われているからなのかと思います。
実は、理事を経験したからこそ自分のマンションの全体像が見えるというメリットがあるのです。今まで無関心だったが、理事を経験して、マンション管理に協力しなければならないという自覚が生じるかもしれません。
自分のマンションは、自分で守らなければ誰も守ってくれません。住みやすいマンションとするのは、マンションに住んでいる人なのです。
台風19号による武蔵小杉のタワマンの報道以来、マンションの防災に対する意識が高くなっています。住民が一致団結しなければならないことが露呈した結果となりました。ライフラインが止まった場合でも生活をしていかなければなりません。
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一人でも多くの住民が「なり手不足」に関与して、問題解決に率先してあたって頂きたいと思います。
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