40平米の間取りはお得なのか？2021年住宅ローン控除の税制改正

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２０２１年度税制改正では、床面積が４０平米まで住宅ローン控除を適用することを検討しています。

本来、住宅ローン控除対象外であった４０平米代のお部屋にも控除が適用されることになり、４０平米の間取りでも購入が促進されるのではないでしょうか。

今まで購入の検討外となっていたマンションも、住宅ローン控除の対象となった物件はお買い得と言えるかもしれません。

40平米の間取りはお得なのか？

２０２１年度税制改正では、床面積が４０平米まで住宅ローン控除を適用することを検討しています。

従来、住宅ローン控除が適用される条件に、「床面積５０平米まで」がありましたが、１０平米緩和されることになります。

現在建築している４０平米台のマンションの部屋がお買い得であるかもしれません。その理由を綴ります。

物件価格が安い設定

５０平米以上のお部屋に比べて、４０平米台の部屋は住宅ローン控除が適用されない部屋として設計して建築を行っています。

住宅ローン控除が利用できない代わりに、物件価格を安く設定している場合があります。
そうしないと４０平米台の部屋が売れ残ってしまうからです。

コンパクトを望む人が多い

都心の立地の良いマンションは、物件価格が高額となっています。床面積と物件価格は比例します。広いお部屋は、当然物件価格も高いのは当然です。

さらに、購入後に必要となる管理費や修繕積立金の金額も、床面積比に応じて算出しています。コンパクトな部屋は、ランニングコストにも影響を及ぼします。

おひとり様やＤＩＮＫＳ世帯の増加により、コンパクトな部屋を望む人が増えています。現役を引退したシニア２人世帯にもコンパクトなマンションに住むのは掃除のしやすさなどを考えると住みやすいのかもしれません。

大きな一戸建てからコンパクトなマンションへ移り住む高齢者も多いです。マンションの立地やバリアフリーが受け入れられているようです。

最低居住面積水準

「最低居住面積水準」とは、健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準のことです。４０平米の最低居住面積水準は、３人世帯を想定しています。５０平米の最低居住面積水準は、４人世帯です。

それだけ一緒に住む家族がだんだんと減って来ているという証拠とも言えます。「最低居住面積水準」の４０平米最低居住面積水準は、３人世帯です。

新築40平米の分譲マンション例

具体的に新築分譲マンションで４０平米台の例を下記に示します。間取りは、１ＬＤＫから２ＬＤＫとなっています。

WIC：ウォークインクローゼット、SIC：シューズインクローゼット、N：納戸、AWT：アクティブウォークイン・アクティブウォークスルー

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２０２１年度税制改正に注目です。床面積５０平米が床面積４０平米に緩和される予定です。所得制限１０００万円が設けられるかもという情報もあります。

住宅ローン控除の適用を受ける場合と受けない場合では、負担が違います。マンションを購入するのであれば、住宅ローンの適用を受けられる床面積の部屋を選びましょう。

住宅ローン控除は、新築マンションのみならず中古マンションでも適用可能ですので、予算的に新築が厳しいと言う方は、中古マンションを視野に入れて検討すべきです。

コンパクトな４０平米のお部屋に住むには、ダウンサイズが必要となるかもしれません。荷物の整理を行う良い機会となるかもしれませんね。

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