住宅ローン借り換え 他行見積もりで本気度をアピールした経験
マンション等の住宅を購入した場合には、金融機関からの「住宅ローン」を組むのが一般的です。繰上返済をして残債を減らすことも大事ですが、「住宅ローン」の金利を減らすことも重要です。金融機関の交渉には、他行からの見積もりを持参して提示すると本気度をアピールすることができます。「住宅ローン」の借り換えを検討している方は、是非実行してほしいですね。
■ 目次 ■
住宅ローン借り換えとは
「住宅ローン」の借り換えとは、新たな金融機関で新しい住宅ローンを組み直して、現在返済中のローンを一括で返済する方法を言います。借り換えを行うことによって、金利が安くなり、結果的に返済の負担額を減らす目的で「住宅ローン」の借り換えを行います。
「住宅ローン」を組んだ当初よりも、低い金利で借り換えができれば、例え借り換え手数料を支払ったとしても総額が安くなるので、結果的に借り換えた方がお得というわけです。
毎月一定額の「住宅ローン」の返済を行っているとは思いますが、もともと借りた金額(元本)が大きい当初の頃は、返済しても返済しても一向に減らないという気持ちでした。
ある程度の金額をまとめて繰上返済を行うことで、やっと元本金額減ったかなぁというイメージでしたから。そんな中で、住宅ローンの借り換えを検討する方が多いのです。
借り換えの3条件とは
「住宅ローン」の借り換えするのには、次の3点に該当する場合には、借り換えのメリットがあると言われています。
- 住宅ローンの残り期間が10年以上
- 住宅ローンの残額が1000万円以上
- 現在の住宅ローンとの金利差が1パーセント以上
ただし、上記の条件に当てはまらない場合であっても、借り換えのメリットがあるかどうか確認することをおすすめします。もし、メリットがあるとしたら借り換えない手はないですからね。
私が「住宅ローン」を借り換えた経験上、(1)の住宅ローンの残り期間が10年以上で、(2)の住宅ローンの残額が1000万円以上でしたが、(3)の現在の住宅ローンとの金利差が1パーセント以上ではありませんでした。
それでも「住宅ローン」の借り換えにチャレンジしたのは、金利を少しでも下げたかったからなのです。結果的には、金利の引き下げに成功しました。
経験した借り換え方法
私が実際に経験した「住宅ローン」の借り換えた方法について綴ります。
ネットでシミュレーション
今や自宅のパソコン上から、「住宅ローン」の借り換えシミュレーションを行うことができます。借り入れ前の条件(月々の返済額や借り入れ残高・借り入れ期間・借り入れ金利)を入力して、借り入れ後の条件を入力することで、メリットがあるのかないのかをシミュレーションします。
実際に借り換えするわけではないので、気軽に誰でも借り換えシミュレーションができるところがよいでよね。まずは、ネットのシミュレーションでメリットがあることを確認しました。
他行の住宅ローン相談会へ
他行の住宅ローン相談会があるという情報を聞きましたので、ネットから予約して相談しに行くことにしました。幸い土曜日の開催でしたので、会社は休まなくてすみました。
各金融機関、「住宅ローン」には力を入れている分野であるために、平日以外に「住宅ローン」相談会が開かれるケースがあります。借り換えだけではなく、新規の住宅ローンを組む場合の相談も行っています。
他行の見積もりを貰う
他行の住宅ローン相談会において、他行で借り換えた場合のシミュレーション結果を貰いました。ネットのシミュレーションと同じ条件であれば、結果も同一となるはずです。ポイントは、金融機関のロゴや担当者の名前が記載されているシミュレーション結果を入手することです。
金利や総支払金額や月々の支払金額などのシミュレーション結果が印刷された用紙を頂くことができました。
他行の見積もりで交渉
他行の借り換え見積もりを持って、現在借りている金融機関へ金利の相談に行きました。金利の交渉は、窓口へ行けば簡単にできますが、見積もりを持参することで本気度をアピールしたわけです。
さすがに窓口の融資担当者だけでは、交渉結果をすぐに出すことはできませんので、連絡を待つということになりました。
金利の削減連絡があった
しばらく経ってから、融資担当者から連絡があり、新しい低金利で「住宅ローン」の手続きをしてほしいということでした。その金利は、他行で見積もった金利の数字と全く同じ数字でした。
同じ金利であるということは、他行に借り換えを行うとしたら、借り換えの手数料分がマイナスとなってしまいますので、現在の金融機関で「契約変更」という手続きをとることにしました。
おわりに
「住宅ローン」の金利は、低いと支払い総額が少なくなるのは当然のことです。「住宅ローン」の借り換え3点に該当しない場合でも、住宅ローンの相談会に行って、借り換えでメリットがあるのかを確認する必要があります。
他行の金融機関と比較して初めて分かることもありますので、躊躇しないで他行でも相談するとよいのではないでしょうか。当然、借り換え3点に該当した場合は、借り換えた方がメリット大なのでしょうが。
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