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マンション1階の住み心地はどうメリットとデメリット

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マンション購入で悩むのは、マンションのどの階を選択すべきかです。低層階は価格が安いのが魅力的なのですが、果たして1階の住み心地はどうなのだろうかという疑問です。1階に住むことのメリットとデメリットを綴ります。マンション選びの参考にして頂ければ幸いです。

マンション1階のメリットは

マンションの1階に住む場合のメリットを綴ります。

エレベーター待ち皆無

2階以上のお部屋の場合は、エレベーターに乗って上下移動することになります。マンションのエレベーターの数には限りがあるので、当然待ち時間が発生します。急いでいる場合に限って、なかなかエレベーターがこなかったり、やっときたかと思ったら各階に停止したり、人がいない階に止まったりと結構エレベーターの乗降にはストレスがあるものです。

1階の住戸であれば、全くエレベーターに乗る必要がないので、自分のペースでスムーズにお部屋の出入りが可能です。エレベーターのストレスがないのはメリットです。外出時だけではなく、ゴミ出しの時も大変便利です。

忘れ物をして戻ってくる場合のエレベーター待ちも皆無です。買い物から帰ってきても、重たい荷物(お米やお水など)を持ってのエレベーター待ちは結構辛いものがあります。

専用庭がある

1階の住戸ならではの施設として、専用庭が存在します。マンションであっても一戸建ての醍醐味が味わえるのが、唯一1階なのです。

専用庭があれば、ガーデニングや野菜を育てて楽しむことができます。子どもと一緒に遊ぶことができます。1階の専用庭であれば、子ども用のプールを出して一緒に遊べることは大きなメリットとなります。

高階層はマンションからの眺望が魅力的ですが、慣れてしまえば当たり前になってしまいます。マンションからの眺望よりも、専用庭で育てる花や野菜、植木などの緑を見た方が癒されるという方も中にはいらっしゃいます。

災害時の避難が安心

災害はいつ起こるのか分かりません。高階層に住んでいて、もし停電が発生したとしたら、エレベーターによる避難は難しいでしょう。災害がおさまっても、エレベーターがすぐに復旧するとは限りません。災害時の避難がスムーズに行えることは、メリットとなります。

下の住居に気を遣わなくてよい

1階の住戸であれば、1階以下のお部屋がないため、下の住居に気を遣わなくてよいことがメリットとなります。小さいお子さんがいるのに自由に住めないのはストレスとなります。

2階以上の場合は、カーペットを敷く・スリッパを履くなどの防音対策を行わなければならない場合でも、気を遣わなくても生活ができるのです。子育て世代には、1階住戸はおすすめです。

転落事故の心配がない

2階以上にお住まいの方は、ベランダから小さなお子さんが転落しないかとヒヤヒヤしなければなりません。あまり高いところに住んでいると、子どもの恐怖心がなくなる「高所平気症」となってしまうこともあるそうです。1階住戸であれば、転落事故の心配をしなくてもよいのはメリットとなります。

分譲価格が安い

中層階から高層階に比較して、同じ専有面積(間取り)であれば、1階のお部屋は、割安の販売価格を設定している分譲マンションが多いです。高層階のお部屋は、希望する人が多いため、黙っていても売れてしまいがちです。

共用廊下が広く感じる

マンションの1階の特徴として、共用廊下に手摺が設置されていないことが多いです。そのため、他の階の共用廊下の幅と同じでも広く感じられます。

マンション1階のデメリットは

マンションの1階に住む場合のデメリットを綴ります。

落下物がある

2階以上のお部屋からの落下物があります。洗濯ばさみや子どもが遊ぶボールなどの小物が落ちてくることがあります。私の住むマンションでも、タバコの灰や吸い殻が落下したケースがあり、掲示板で注意の貼り紙をしたことがあります。上階層にお住まいの方がベランダで喫煙していた証拠です。

人の視線が気になる

マンションにもよりますが、1階住戸とマンションの間には、木などが植えられて視線を遮るようになっていますが、完全ではありません。外を歩く人の目が気になってしまいます。

共用部分であるマンション外周の植木は、定期的な植栽剪定が管理組合によって行われるため、業者による視線を感じることもあります。

虫が入ってきやすい

境界の植生帯には、除草剤・殺虫剤を散布されることがあります。そのため、1階住戸に、虫が入ってきやすくなります。ムカデやナメクジなどの虫が出るようです。

庭の手入れが必要

一戸建てのように大きな面積の庭ではありませんが、専用庭の手入れはある程度必要となります。それが面倒であると思われる方もおられるのですが、手入れをすることで、自分の専用庭であると実感できるのですが。

専用庭使用料が必要

専用庭使用料が毎月必要となります。マンションに住み続ける限り管理組合へ「専用庭使用料」を支払う必要があります。マンションによっては、1階住戸であっても、専用庭が存在しない物件もありますけど。

水害の心配もある

川のそばに建てられているマンションの場合、台風などの増水時に水害の影響を受ける可能性があります。実際、台風19号の影響で、マンションの1階部分が浸水被害にあったという報道がありました。

おわりに

マンション1階の住み心地は人によって様々です。人によって価値観が異なるから当然です。1階住戸にも、メリットとデメリットがありますから、理解した上で購入を検討してください。中には、高所恐怖症だから、高階層はムリと低階層を選ぶ人もいます。

引っ越し時の大きな荷物でも、楽に運べるというメリットも存在します。エレベーターなしマンションの場合、階数によっては割増料金をとられるということもあり得ます。

マンション1階の住み心地はどうメリットとデメリット。

1階に住む場合のメリットとデメリットを理解して購入しましょう。
※アフィリエイト広告を利用しています。
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この記事を書いた人

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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