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中古マンション築年数の狙い目はいつなのか

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中古マンションの購入を検討されている方は、マンションの築年数が気になると思います。新築とは違って、お手頃価格が非常に魅力的で狙い目です。築年数を気にするのも重要ですが、もっと大事な要素があります。よく築年数15年がコスパ最高とも言われていますが、本当に狙い目なのでしょうか。

中古マンションの建築時期はいつ?

国土交通省住宅局による「平成28年度住宅市場動向調査報告書(23ページ)」の建築時期によると、中古マンションの建築時期は、平成7年から平成16年が31.0パーセント(約3割)と一番多いことが分かります。

約3割の方が、平成7年から平成16年の中古マンションを狙っていることになります。この時期に建設されたマンションが、コスパ(コストパフォーマンス)が一番優れていると判断した結果なのでしょうか。

狙い目の理由は何か

「中古マンション築年数の狙い目は何年めなのか知りたい!」という方はとても多いです。新築マンションは購入した時点、つまり中古になった時点で、数百万円も価値が下がってしまうのですから、中古マンションの魅力か物件価格でしょうね。

築年数によって、マンション価格の下落幅に違いがあり、新築してから最初の15年は中古マンションの下落幅が非常に高くなるのも特徴です。そして、その後は価格の下落幅は安定する傾向にあります。

ですから、築年数15年がコスパ最高!狙い目というと築6から築15年の中古マンションの取引件数は非常に多いのでしょうね。意識して探してみると良いでしょう。

第1回大規模修繕工事が終えた時期

国土交通省のガイドラインによればマンションの長期修繕計画は、5年に一度は見直しを行うのが望ましいと指示されています。

長期修繕計画の見直しはどのタイミングで行うのか、マンションによって大きな違いが出てきます。長期修繕計画の見直しを行わず、大規模修繕工事を計画すると、2回目、3回目の大規模修繕工事にかかるコスト負担が大きくなり、修繕積立金の増額など、負担も大きくなります。

築10年目で、長期修繕計画の見直しを行っているか、どの時点で第1回の大規模修繕工事が終えているか、チェックは必要です。その後3回目の大規模修繕工事について確認してみると良いでしょう。

築年数15年のあたりは、ちょうど第1回の大規模修繕工事が終えた時期に相当します。工事個所にもよりますが、新築マンションとまではいきませんが、鉄部塗装や外壁塗装を行うのが通常ですから、綺麗で生活しやすい環境が手に入ることでしょうね。

新築に比べて割安感の時期

中古マンションが新築に比べて割安感の時期はいつかを知りたい方も多いはずです。中古マンションのエリアによって価格も大きく違うため、早い段階で購入した方が良いでしょう。

今後もしばらく住宅ローンの環境は、良好な状態が続く傾向ですし、利便性がいいエリアは人気があります。2020年以降の物件の購入をご検討な方は、待っている間に支払う賃料分同等、物件が安くなればよいですが、そうならない場合、失敗になります。

今は買い時とも言えますし、なるべく早い段階でご検討された方が無難と言えます。

ほどよい住環境

設備的や間取的にも満足できるほどよい住環境が備わっています。まず、最寄り駅からの距離や利便性などは重要になります。オートロック・システムキッチンなど住環境が充実している中古マンションは非常に魅力的です。

築10年以上20年以内の物件は、キッチン・壁紙・ユニットバス・フローリング・トイレなどのリフォーム済みのところも多く、ほどよい住環境でお買得になります。

実際の部屋が見られる

新築マンションのモデルルームは素敵ですが、購入予定のお部屋と同じではありません。その点、中古マンションの場合は、実際のお部屋を見ることができます。日当たりや風通し、見晴らし、部屋の様子などが手に取って分かるのは安心感がありますね。

ゴミ捨て場や駐車場などの共用部分の様子も伺い知ることができるのも魅力です。ありのままの姿が分かるのは失敗が少ない要因となると思います。

長く住める

中古マンションは、長く住める環境を選ぶことを重視する方も多いです。まず、日々の通勤ストレスを軽減できるよう、エリア・立地条件は重視すべきです。

また、中古マンションを購入時に住宅ローンを組むケースも多いので、無理なく返済できるような毎月の支払い額を計算しておくことも大切です。家賃並みの返済で中古マンションを購入することができるので、長く住める住まいにぴったりです!

フルリノベで理想の家が

最近は、中古マンションを購入してフルリノベする方も増えています。ご自分の好みに合わせてアレンジすることができ、自分好みの内装や設備を選べるので満足度が高くなりますし、長く住むには最適な環境・理想の家になります。

新築マンショの場合は、いきなりリノベーションを考えることはないと思いますが、中古マンションの場合は、自分好みの間取りにすることもできるのは魅力的です。フルリノベーションにすることで、快適な暮らしを実現することができ、理想の家が手に入ることができます。これは中古マンションの醍醐味でもあるかと思います。

DIYで自分の好きなように手を加えることも躊躇なくできる点でしょうね。

大事な要素とは

中古マンションの購入を検討する上で、非常に大事な要素は、建物の状態です。まだ数年しか経っていないのに、老朽化が激しいマンションもあれば、15年経っていても、綺麗な状態であるマンションもあります。

中古マンションは、新築とは違って誰かが住んだわけですから、使い方によって千差万別の状態となります。同じ中古マンションは2つとないのが中古マンションの市場ですから、現地で建物の状態を十分に確認することです。

おわりに

中古マンションの購入をご検討でしたら、築6~15年の物件を探すと価格もだいぶ値下がりしている時期ですし、狙い目になります。また、フルリノベーションするケースも多く、理想な住まい環境にすることで楽しみもあります。

中古マンションの築年数の狙い目はいつなのか

大事な要素は、建物の状態です!
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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。


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