マンションの固定資産税が高いのは豪華な設備がある場合
一建てとマンションを比較して、どちらの固定資産税が高いのかと話題になります。色々なマンションがあるし、住む地域によっても異なります。ただ言えることは、豪華な共用設備があるマンションは、固定資産税が高くなります。マンション購入時に固定資産税も考えて検討することをおすすめします。
■ 目次 ■
一建てとマンションの比較はナンセンス
一戸建てとマンション、どちらの固定資産税が高いのかと話題になります。固定資産税・都市計画税は、一時的なのではなく、不動産を所有する限り、毎年課税される税金だからです。
固定資産税・都市計画税の課税額は、3年に1度の間隔で見直しが行われ、地価に応じて金額が決まります。
そのため、地価が安い時期・安い地域は固定資産税も安く、地価が高騰している時期や地域では固定資産税も高くなりますから、一概に一建てとマンションを比較することはできません。
豪華な設備がある場合は税金が高い
ただ言えることは、豪華な共用設備があるマンションは固定資産税・都市計画税が高くなるということです。
共用設備は、マンションの住民全員で利用する設備となります。例えば、オートロックの玄関ドアやエントランス部分は、マンションに住む全員が利用するのですから、まだ公平に課税されても納得できるでしょう。
プール・AVルーム・フィットネスルームなどの豪華な共用設備は、高級感を与えるものの利用しなくても、課税対象となることを覚悟しなければなりません。
使わない豪華な共用設備を持つマンションは、税金面だけではなく、設備の維持費として管理費や修繕積立金も上乗せされることも検討しなければなりません。
必要以上の豪華な共用設備があるマンションは、後々のことを考えると購入の対象外とした方が良いと考えます。
マンションの住民全員が、豪華な共用設備の維持費に理解していればよいのですが、現実は、修繕積立金が高くなることを快く思わない人もいます。
おわりに
豪華な設備があるマンションは、見た目も華やかで、ホテルに住んでいる錯覚を覚えるかもしれません。
しかし、豪華さと引き換えに、固定資産税・都市計画税をはじめとする維持費が必要となることも忘れてはいけません。
月々の維持費のほかに、設備が古くなっていくと大規模修繕工事も行わなければならなくなります。見た目の豪華だけを考えて購入するのではなく、後々のランニング費用も考えて購入しましょう。
マンションの固定資産税は高いのは豪華な設備がある場合
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