モデルルームの模型はスルーしないでチェックを
分譲マンションのモデルルームを訪れた場合に確認して頂きたいのは、マンションの模型です。スルーしないで細部までチェックして欲しいのがマンションの完成模型です。マンション模型の精巧さをチェックするのではなく、ジオラマ模型から得られる情報をチェックして頂きたいと思います。
■ 目次 ■
モデルルームの模型から得ること
一度でも、マンションのモデルルームを訪れた方はご存知でしょうが、モデルルーム内には精巧につくり込まれたガラスケースに入ったマンションの完成模型が置いてあります。ガラスケースはマンションによって違いますけどね。
「レーベン名古屋松重町GRAND AUBE」のモデルルームを訪れた時にも、精巧につくられたマンション模型が置いてありました。ベランダや階段の位置まではっきりと分かりました。
モデルルームの目立つ場所に置かれているので、完成模型の存在に気が付かない人はいないと思いますが、まずは模型でマンションの全体像を掴んで頂きたいと思います。
特に、複数棟が連なるような大規模なマンションのモデルルームの場合、全体を一度に俯瞰できる完成模型は、非常に参考になります。
完成模型の製作費だけで、1,000万円を超えることもあるというから、マンション販売会社も完成模型にいかに力を入れているのかが分かります。
まだマンションが完成していない青田売りの場合は、かなりの訴求効果であることが分かります。モデルルームを訪れているのですから、完成模型から得られる情報は貴重であると言えます。
マンションの完成模型で得られる情報は何でしょうか。何をチェックすべきなのでしょうか。
共用施設の位置関係
完成模型を見学する段階で、購入予定の部屋が分かっているのであれば、共用施設との位置関係を把握しましょう。
ゴミ置場・エレベーター・階段・駐輪場・駐車場までの位置と自分が購入しようとしている部屋との位置関係です。
エレベーターの台数はマンションの規模と比較して、妥当なのかどうかの判断も完成模型から行いやすいと思います。
オートロックのエントランス・ゲストルーム・キッズルーム・会議室などの共用施設もどこにあるのかを把握しましょう。
まだ購入予定の部屋が絞り切れていない場合は、共用施設がどのあたりにあるのかを知ることができます。部屋選びの参考にしてください。
玄関までのルート
自分の部屋から玄関までのルートをシミュレーションしてみましょう。どのようにして玄関まで行くのか。マンションに住んだつもりになって想像することをおすすめします。
部屋からエレベーターまではどのように行くのか。エレベーターを降りてから玄関までバリアフリーとなっているのか確認しましょう。
複数棟からなる大規模マンションの場合は、棟によって玄関までのルートが遠くなる場合もあります。
大規模マンションの場合は、複数の玄関が存在する場合もあります。棟と棟との距離は適切に保たれているのかチェックも必要です。
夜と昼との違いを
ライトの光を工夫して、夜間と昼間との違いを再現しているモデルルームもあります。日当たり具合や夜間のライトアップなどが分かると現実味があります。
日当たり具合が模型では表現できていない場合は、パネルやパンフレット・マンションの販売員にお尋ねください。
駅など周辺環境
マンションの周辺環境が模型に加えられている場合があります。駅やスーパーマーケットなどの周辺環境を確認しましょう。
近くにバス停があるのかもしれません。駅までの間に大きな通りや鉄道があって、信号待ちを余儀なくされるかもしれません。最寄り駅へ行くまでの時間を図りましょう。
ベランダの向き
完成模型から、どちら向きにマンションが建設されているかを明確に知りましょう。全て同じ向きのベランダとは限りません。希望する向きのお部屋はどこなのかを把握しましょう。
南向きのベランダ信仰が強いですが、ライフスタイルに合わせると東向きや西向きのベランダの方があっているかもしれません。
おわりに
マンションのモデルルームを見学する場合は、必ず予約をしてから行くようにしましょう。
まだマンションを購入すると決めていないのに、個人情報を伝えるのは怖いと思わるかもしれませんが、予約がないとマンションの販売担当者が本気で相手をしてくれません。時間が限られているため、購入意欲が高い人の接客を優先するのは当然です。
飛び込みの場合は、見学を断られる場合もありますし、十分な説明を聞くことができない可能性があります。
インパクトが大きいマンションの完成模型。平面のパンフレットだけでは分からないことも完成模型から情報を得ることができます。
モデルルームの模型はチェック
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