マンションのロビーにクリスマスツリーは必要なのか
あと1ヵ月余りで、クリスマスです。街中がクリスマスムードとなる時期、マンションのエントランスロビー(共用部分)にクリスマスツリーは必要なのでしょうか。ホテルやショッピングセンター・テーマパークなどでは定番のクリスマスツリーですが、マンションのエントランスロビーはどうなのでしょうかについて綴ります。
■ 目次 ■
クリスマスツリーとは
そもそもクリスマスツリーとは、クリスマスのために飾り付けられた木のことです。最近は、LEDの電飾でも綺麗な色を発光して、見るだけでなんだか心が豊かになりませんか。自宅で毎年クリスマスツリーを飾るのが年中行事となっている人もいるほど、浸透しているのがクリスマスツリーです。
素敵なサンタクロースやトナカイのイルミネーションを毎年行っているお家の飾り付けを見ると、今年もいよいよクリスマスのシーズンが到来したのだと感じてしまいます。毎年凝った飾りは、芸術作品の類となっているお宅もあります。クリスマスリースの飾り付けは、下記を参照願います。
クリスマスツリーのメリットとデメリット
当たり前ですが、マンションのエントランスロビーは、共有部分に該当します。エントランスロビーに一時的とは言え、クリスマスツリーを飾ることのメリットとデメリットを綴ります。
クリスマスツリーのメリット
大規模マンションやタワーマンションを中心に、エントランスロビーにクリスマスツリーを飾ることがあります。エントランスロビーにクリスマスツリーが飾ってあると、帰ってきた時に癒しの空間になるかもしれませんね。
エントランスロビーにクリスマスツリーを飾ることのメリットは、住民の満足度の向上でしょうね。お客様がマンションにこられた場合に与える印象もよいでしょうね。このマンションは、クリスマスツリーを飾る行事を行っていると住民の一体感を得られる狙いもあるでしょうね。
クリスマスツリーの大きさも種類も様々ありますので、エントランスロビーの大きさに合わせたサイズと種類を選び、クリスマスイベントの一環として、クリスマスツリーの飾り付けは子ども会を中心に行っているところが多いようです。
クリスマスツリーの飾り付けをして、子どもや親などの住民同士の交流/親睦が深まり、今後予定されている大規模修繕などの時にも、お互い協力し合えるという下地ができるのではないでしょうか。資産価値の向上(主にソフト面)にもつながるのではないでしょうか。
クリスマスツリーのデメリット
クリスマスツリーを維持するのにもお金がかかります。クリスマスツリー本体もそうですが、派手な電飾を行えば行うほど電気代がかかります。最近は、LEDの電球を用いているので、そんなに神経質にならなくてもよいのかもしれません。
管理組合(管理費)からクリスマスツリーの維持費を捻出する場合は、住民の合意がとれているでしょうか。クリスマスツリーの設置で、無用な争いになることは本末転倒となります。
子どもは、飾られたクリスマスツリーに興味がわきます。ただ見ているだけであればよいのですが、クリスマスツリーが倒れたり、触って怪我をしたりする可能性がないわけではありません。親と常に一緒に行動する子どもであればよいですが、小学生ともなると単独で行動しますから危険の場合があります。
クリスマスツリーを置くことで、エントランスロビーが狭くなり、通行の妨げになることはないでしょうか。クリスマスツリーを使わないシーズンの保管場所も確保する必要があります。
クリスマスツリーは必要なのか
エントランスロビーにクリスマスツリーを飾ることは、メリットとデメリットの両方が存在します。どちらがよいのかは、お住まいのマンションの価値観によるでしょうね。
子どもの多いファミリーマンションの場合は、クリスマスツリーがあれば住民同士の交流ができるよいキッカケとなるでしょう。クリスマスツリーがなければならないものではないだけに、どちらがよいかは言えない状況です。
大きなクリスマスツリーであれば、もちろん存在感はあります。しかし、殺風景なフロントには、小さな卓上クリスマスツリーでも置けば、雰囲気が出てよいかもしれませんね。
おわりに
大きなクリスマスツリーがあると安心するのと同時に維持費が心配だという相反する気持ちが芽生えます。マンションの規模によっても考え方は異なるようですね。
クリスマスツリーをエントランスロビーに飾る場合の是非は、住民アンケートを取って、住民の同意を得てからスタートすることをおすすめします。理事会で簡単に決めてしまうと後でトラブルにもなりかねませんからね。クリスマスツリーの飾り付けは、理事会の役割ではなく、どちらかと言うと自治会の役割に該当するのかもしれませんね。
どんなクリスマスをお過ごしなのでしょうか。マンションでクリスマス・パーティーを開催することも楽しいイベントなのではないでしょうか。子ども(大人でも?)にとって、サンタクロースからのプレゼントが楽しみですからね。
ちなみに、本日11月11日は、何の日かと言うと「ポッキー&プリッツの日」のほか、「立ち飲みの日」「たくあんの日」「磁気の日」「チンアナゴの日」「いい出会いの日」などたくさんの記念日となっています。日本人は、記念日が好きなんでしょうか。「クリスマス」も記念日というかイベント化していますけどね。
マンションのロビーにクリスマスツリーは必要なのか。
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