ベルヴィ香椎六番館の傾きドア枠歪みにようやくJR九州が住民へ謝罪が

「【傾斜マンション】福岡市東区の場所どこ?施工不良認める!」の続報です。
2020年7月21日、マンション「ベルヴィ香椎六番館」の販売会社であるJR九州の青柳俊彦社長らが初めて住民に謝罪しました。
入居後20年以上経過して、ようやく謝罪が行われました。ここまで長い年月が必要だったのは残念に思います。
- ベルヴィ香椎六番館 JR九州が住民へ謝罪
ベルヴィ香椎六番館 JR九州が住民へ謝罪
「【傾斜マンション】福岡市東区の場所どこ?施工不良認める!」の続報ですが、2020年7月21日、マンション「ベルヴィ香椎六番館」の販売会社であるJR九州の青柳俊彦社長らが初めて住民に謝罪しました。
傾くマンション、不具合訴え20年余…支持層に杭8本届かず「安全性担保できない」 :読売新聞https://t.co/hgIMaYE0d2 このマンションは、「ベルヴィ香椎六番館」。若築建設(北九州市)などが施工。1995年、同社と福岡綜合開発(現・福岡商事、福岡市)、JR九州(同市)が販売主となって分譲。
— 中島琢磨 (@tariten) July 22, 2020
マンションが傾いたことで、玄関のドア枠も歪んでしまっていました。そのためドアの開け閉めも大変な苦労をしなければならないことが入居後20年以上経過して、ようやく謝罪がありました。
販売会社側は、「建物の構造に問題はない」と主張してきましたが、2020年4月に住民側の調査でマンションを支える杭2本の長さ不足が判明したことがきっかけで謝罪に至ったと考えられます。
住民が自ら調査を行ったということに評価に値します。逆に、販売会社の対応には驚きを隠せません。
販売会社側は6月以降に全ての杭を調査して、その結果、全25本中、8本の長さが不足していたことを発表しています。
「もっと早い段階で調査することが出来たのに!」と思うと、ベルヴィ香椎六番館に住む住民が気の毒でなりません。
ベルヴィ香椎六番館の住民の中には、高齢者も住んでいます。不自由な思いを長年して来られた不具合が見つかったのですが、あまりにも対応が遅すぎると言えるでしょうね。
「ベルヴィ香椎六番館」は、欠陥マンションであるということを認めたJR九州の販売会社、これからの誠意ある対応を期待します。謝罪だけで済むとは考えられません。
あわせて読みたい
傾いているマンションに住まざるを得ない住民の気持ちが分からないのだろうか。
JR九州の販売会社が、「ベルヴィ香椎六番館」に住んで体験すれば分かるのではないだろうか。
大手の会社だから大丈夫ということはないという事実が分かりました。やはり自分の目で確実に見ないと安心できませんね。