鳩はマンションの何階まで来るのかベランダ対策を

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公園に鳩が集っている姿は微笑ましいものですが、マンションのベランダに鳩が来て困った経験はありませんか。何階までなら鳩が来ないのでしょうか。マンションを購入する際には、近くに大きな公園がある場合には、鳩がベランダへ遊びに来ることがありますので、注意が必要です。

ベランダに鳩の被害が

マンションのベランダに、鳩の糞が落ちていたり、ベランダの手すりに留まって「ポッポー」などと鳴いていることがあります。

鳩は、小さな鳥ですので、数羽で歩く姿は微笑ましいものなのですが、大きな群れを作った鳩の大群は恐ろしいものがあります。道を歩いていると、電線の上から鳩の糞が落ちてくる場合もあるため、鳩の近くには近づきたくないと思ってしまいます。そういう意味でも、電線の地中化を早くすすめてもらいたいものです。

そして、意外と鳩による被害で悩まされている方がマンションでも多いということを聞いたことがあります。マンションの購入時には、近くに大きな公園があって、環境的に素晴らしい立地のマンションだと思って購入してしまうことがあります。

大きな公園のみが、マンション購入の決め手となったわけではないでしょうが、大きな公園イコール「メリット」と思って購入したのに、マンションに鳩が多く飛来してくるという思わぬ「デメリット」になってしまうのは、後悔や失敗をしたかなぁと思わざるを得ないでしょうね。

公園で鳩に餌をあげる人がいます。そういう場所には、好んで鳩が集まることになります。鳩の被害から避けるためには、餌がない場所を選ぶべきなのです。ですから、マンション購入時には周辺の環境を調査して納得して購入することをおすすめします。

鳩の糞や鳴き声だけならよいのですが、実際に「鳩アレルギー」という健康を損ねる方もおられるようですから、たかが鳩被害、されど鳩被害です。

鳩が巣を作る場所は

鳩の習性として、高い位置から、餌場を確認する習性があるそうです。高いマンションのベランダは、鳩の確認する行為にうってつけの場となります。鳩も人間の姿は怖いですから、長時間ベランダに出ないような留守がちのお宅や長期療養中の部屋のベランダに巣をつくる可能性が高いです。

それも、エアコンの室外機の裏側は、人間に見つからずに鳩の巣を作る場所として知られています。エアコンの室外機の近くは、エアコンからの水が流れることもあり好まれる場所です。

鳩は何階まで飛来するか

鳩は、マンションの何階まで飛来するのでしょうか。一説には、せいぜい１０階くらいまで飛来すると言われています。全ての鳩を調査したわけではないでしょうから、１０階以上に飛来することもあるでしょうね。

鳩の飛来を毛嫌いするのではなく、「気持ちよさそうに飛んでいるなぁ。」と心に余裕があるとマンションに住んでいてよかったと思えるかもしれませんね。

鳩対策どうするか

鳩被害にあわないためには、どのようにすればよいのでしょうか。その対策方法を綴ります。

鳩避けのネット

ベランダに鳩避けのネットを張って、鳩が飛来してもベランダにとまれないようにします。ただし、ベランダはマンション全体の共用部分にあたりますので、必ず管理組合の許可を得てから鳩避けネットを設置するようにしてください。

美観の問題から、管理組合が許可をしない場合もありますし、マンション全体が鳩被害で困っているのであれば、マンションの管理組合が全ての住居のベランダに対して対策を取る必要があります。まずは、鳩被害の現状を写真撮影して、管理組合に訴えるべきです。

トゲトゲマットやトゲトゲシート

ベランダ部分に鳩がとまれないように、トゲトゲマットまたはトゲトゲシートが販売されています。猫対策としても有効なトゲトゲマットやトゲトゲシートは、名前の通り先端が検算のように尖っているために、鳩がとまることができないようになっています。

鳩をベランダに近づかせないことが、一番の対策となりますので、トゲトゲマットやトゲトゲシートをベランダの手すりに設置することをおすすめします。

値段的にも、そんなに高価なトゲトゲマットやトゲトゲシートではありませんので、鳩対策に困っておられる場合は、試してみてはいかがかと思います。

タテ・ヨコ連結可能で、本体が透明なので景観にも影響を及ぼさない「トゲトゲシート」も存在します。

おわりに

小さな鳩ですが、集団で集まると怖いものがあります。ヒッチコックの映画「鳥」ではありませんが、侮ることができないのが鳩の被害です。

実際に、マンションのベランダに鳩の被害を受けて困っているという話をよく聞きます。自然界に住んでいる鳩とは言え、住民を脅かすのに十分値する存在となります。

一部屋でも、鳩が寄り付くようになると、他の部屋にも寄り付くようになるようです。鳩被害があったら、まずは、管理組合に報告することが必要なのではないでしょうか。

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