マンションの掲示板を電子化する-情報格差を是正-
理事会に参加した人と参加していない人、経験が長い人と短い人とでは、マンションの情報に関して格差が出てしまいます。情報格差が大きいと理事会や総会では、特定の人しか発言がなされなくなり、マンションにとってはよいこととは言えない状態です。必要な情報をウエブ化することで、情報格差の是正を行えればと思っています。
■ 目次 ■
情報格差の格差をなくそう
過去に、理事会に参加した人と参加していない人、理事会の経験が長い人と理事会経験が短い人とでは、情報の格差が生まれてしまいます。
新築分譲から入居している人と中古でマンションを購入した人とでも、情報格差は生まれてしまいます。
学校のように、全ての人に同一カリキュラムを組んで、情報を教えているのではないのですから、積極的な人もいれば積極性に欠ける人も出てきてしまいます。
積極的な人は、理事会でも発言力が高く、影響を与えやすいことになります。しかし、同じ理事会に参加しているのであれば、違う意見が出てくることも必要なことだと感じています。
積極性が違う原因のひとつに、「情報格差」の存在があるのではないでしょうか。知らない議題で、発言するということは困難だからです。そして、素直に「分からない」と説明を求める謙虚さも必要であると感じています。
「情報格差」を埋めるためにも、Web化した情報を活用してもらいたいものですね。
基本的な「区分所有法」を知っておくこともよいですが、まずは自分の住むマンションの決まりがどうなっているのか管理規約や使用細則を把握しましょう。
「マンションの理事会が暴走する前にルール作りをしましょう」で綴ったように、ワンマン理事長が生まれてしまうと、非常に危険なマンション管理となります。
ワンマン理事長を避けるためにも、情報を共有することは重要なことなのです。
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