マンションの掲示板を電子化する-アンケート効率化-
2020年のお正月、「新年の抱負 2020年はWeb化に取り組む!」で綴ったように、2020年は、マンションで共有する情報を電子化することに取り組みます。ウエブ化することで、住民アンケートが効率的に収集できるようになります。
■ 目次 ■
アンケート収集を効率的に
マンションに住んでいると、管理組合からの住民アンケートが届くことがあります。理事会だけでは方向性が見いだせない場合、住民にアンケートに答えてもらって、方向性を定めるのが狙いです。
ですから理事会からのアンケートを依頼されたら、回答をお願いします。アンケートの設問以外にも、住んでいるマンションをよくするためのアイディアも添えると理事会も喜ぶのではないでしょうか。
理事会の考え方と住民との考え方が一致しないと、両方とも不幸な結果となります。そういう意味でも、住民の考え方を掴もうと住民アンケートを実施します。
しかし、住民アンケートの多くは、紙媒体のアンケートに頼っていることが多いのではないでしょうか。
マンションに限らず、企業でもアンケートを実施することがあります。新商品を開発する場合に、形・色・機能・価格などを一般消費者がどのように希望しているのかを掴むためです。
また、製品を購入してくれたお客様向けに行うアンケートもあります。満足度の把握や改良点を見つけるための材料として用いることが多いです。
アンケートの収集方法は、紙媒体で行う場合と電子媒体を使って行う場合があります。
紙媒体で行う場合
紙媒体で行う場合のメリットは、多くの方の意見が簡単に得られやすいことです。飲食店などでも、味や値段などを記入するアンケートがテーブルに置いてあって、食べ終えた直後の感想が書けるように工夫しています。
紙媒体ですから、電子通信手段を必要としません。記入するための筆記用具さえあれば、誰でもアンケートに記入することができます。
デメリットとして、集計する場合は、手作業が必要となることです。「アンケートの集計はエクセルで簡単でよいので明らかに!」で綴ったように、アンケート回収後、速やかにアンケート集計結果を開示してほしいものです。
電子媒体で行う場合
電子媒体で行う場合は、スマートフォン・パソコン・タブレットなどの電子媒体機器が必要となります。
「管理規約の変更後の配布方法どうするのか」で綴ったように、情報通信機器の保有率が95%であり、何らかのインターネット接続手段を持っていることが明らかになっています。
インターネットを使って、住民アンケートを実施すれば、集計結果も容易に正確に把握することができます。集計結果をインターネット上に公開することも可能です。効率的な住民アンケートが期待できます。
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住民と理事会との考えが一致しないのは、マンションに住んでいて不幸なできごとです。住民アンケートで、方向性を一致させるのも理事会の務めとなります。
効率的なアンケートを収集して、アンケート結果も開示することで、マンションの方向性がつかめるのではないでしょうか。
住民の意見や考え方を無視して進めるのではなく、情報を共有することが必要です。
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