住宅ローンの返済比率の目安は何割なの?
「住宅ローンは無理のない返済比率を!」とよく言われます。実際の返済比率は、約半数が2割以下という衝撃の調査結果が分かりました。新たに住宅ローンを組まれる場合は、どのくらい住宅ローンを借りるのかの目安にして頂ければ幸いです。
■ 目次 ■
住宅ローンの返済比率の目安は何割なの?
株式会社エイチームフィナジーは、20歳以上で15年以内に住宅ローンを利用してマイホームを購入した男女437名に「住宅ローンの返済負担と副業・自己投資についての調査」を実施しました。
調査期間は、2019年11月18日から2019年11月19日です。調査の結果、世帯収入に対する住宅ローンが占める割合(返済比率)の約半数が、なんと2割以下であることが分かりました。
返済比率が、1割以下という回答も、なんと11%の人となっており、堅実な住宅ローンの借り方をしているのだと思いました。
正直、もう少し返済比率が高いと思っていたので、堅実な住宅ローンの返済比率を実現しているのだと驚きました。
・1割以下…11.0%
・1割超~2割以下…36.8%
・2割超~3割以下…26.7%
・3割超~4割以下…10.3%
・4割超…5.1%
・分からない/答えたくない…10.1%
10%の人が「分からない/答えたくない」という回答はあるものの、返済比率3割以下が、
約75%(4人に一人)となっていることから、3割以下に抑えた住宅ローンの借り方をしています。
住宅ローンの返済比率を3割以下とするためには、きちんと頭金を準備しているものと思われます。また、親世代からの金銭的援助があったのかもしれませんね。
低金利が続いているとは言っても、堅実な住宅ローンの借り方をしているのだと思いました。
「変動金利の推移を予想 2020年は横ばいか?」で綴ったように、変動金利型で住宅ローンを借りている人が、約半数という統計が出ています。
変動金利は、半年毎に金利が変更となる可能性のある住宅ローンです。リスクヘッジのためには、住宅ローンの融資額を低く抑えているのかもしれませんね。
おわりに
意外にも、堅実な住宅ローンを借りているのだと感心しました。毎月の住宅ローン返済の負担を減らすために、返済比率を低く設定している現実が分かりました。これから住宅ローンを組まれる方にとって、参考にして頂ければ幸いです。
【関連記事】
変動金利の推移を予想 2020年は横ばいか?
住宅ローンおすすめの借り方は?変動金利か固定金利か?
住宅ローンの金利推移グラフから読み取れることは
固定期間選択型のメリットとデメリットで住宅ローン選択を
マンションの住宅ローンの年数は何年がベストなのか
住宅ローンの返済比率の目安は何割なの?
※アフィリエイト広告を利用しています。