【住宅ローン】全額繰上返済の手続きで失敗!定期預金の解約で手間取る
先日、住宅ローンの全額繰上返済を行いました。久しぶりに失敗したことを綴ります。
全額繰上返済の手続きは、一部繰上返済のようにインターネットバンキングから出来なかったので、銀行の窓口に行きました。銀行窓口を訪れるのは何年ぶりか!
全額繰上返済の資金は、定期預金に残高があるので大丈夫と思って手続きを行いましたが、定期預金の解約で思わぬ失敗が発覚してしまいました。
- 全額繰上返済の手続きで失敗!
■ 目次 ■
全額繰上返済の手続きで失敗!
先日、金融機関へ全額繰上返済の手続きに赴きました。一部繰上返済は、インターネットバンキングで気軽に出来るのに対して、全額繰上返済の手続きは銀行の窓口まで行かなければなりませんでした。
取引している金融機関によっては、全てインターネットから手続きが出来るのかもしれませんが、取引している銀行はインターネットバンキングでの全額繰上返済の手続きは出来ないことになっています。
おまけに、一部繰上返済は手数料が無料なのに対して、全額繰上返済の場合は手数料が必要となります。変動金利の場合と固定金利によっても手数料の金額が異なります。
銀行窓口へ行きましたが、住宅ローンの全額繰上返済を行う場合は、店舗に設置してあるテレビ電話を通して手続きを進めました。
銀行の店舗に着いて、「住宅ローンの全額繰上返済を行う旨」を受付の担当者に申し出ると、テレビ電話のブースを案内されたのです。
人との接触を避ける新型コロナ対策なのか専門の人を店舗に置かなくても良い効率化対策(人員削減)なのかは分かりませんが、テレビの画面を通した手続きでした。
窓口へ持参したのは、預金通帳・印鑑・身分証明書でした。預金通帳には、住宅ローンの残高を超える定期預金の残高があるので特に問題はないと思っていました。
ところが、問題が発覚しました。
なんと、「定期預金の解約はインターネットバンキングからしか解約を行うことが出来ません。」と言うではありませんか。
住宅ローンと同じ銀行の定期預金なのに、窓口での解約が出来ないとは意外な経験でした。
スマートフォンからインターネットバンキングにログインして定期預金を解約すれば良いのですが、簡単に出来ない理由がありました。
実は、インターネットバンキングにログインするIDとパスワードを覚えていないからです。
インターネットバンキングで、一部繰上返済・残高照会・振込などを行うのは、自宅のパソコンからしか行ったことがありません。
そのため、スマートフォンにIDとパスワードの記憶もないためインターネットバンキングにログインできませんでした。
「これは一度自宅に帰って、自宅で定期預金を解約して、再び店舗に行かないといけないのか?」という思いが浮かびましたが、担当者の方が「ちょっとそのまま待ってください。」と奥に行きました。
しばらく時間が経過した後、担当者からIDを書いたメモを見せて頂きました。ただパスワードは分からないらしくパスワードに関する情報をリセット(初期化)しても良いか。」と聞かれました。
本日中に手続きを行いたかったので、パスワードの初期化を依頼する用紙に記入して、初期パスワードに変更して頂きました。
頂いたIDと初期パスワードを使って、インターネットバンキングにログインして定期預金の解約を行い、普通預金口座へ入金する手続きを行いました。
その後は、スムーズに全額繰上返済の手続きを行うことが出来ました。
ちゃんと普通預金口座に返済金額を用意しておくこと。インターネットバンキングのIDとパスワードはちゃんと管理すること。
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テレビ電話を使った手続きに感動しました。テレビにいる銀行員の方から印刷物のプリント指示を出すと、テレビ電話に設置されたプリンターから書類が印刷されます。
書類に記名・捺印してテレビ電話に設置されたスキャナーを利用して、銀行員の方へ送付することも出来るのです。
金融機関の窓口へ行くことは、何十年振りなので、随分IT化が進んでいるのだと感じました。
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