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マンション管理組合の口座名義変更を失念したため二度手間に

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私の住んでいるマンションの管理組合では、基本的に理事長が通常総会を機に毎年変わります。しかし、理事長が突然、期の途中で転勤が決まり、マンションを売却することになりました。そこで、理事の中から新たな理事長を選出することになりました。これは、新しく理事長になった私が口座名義を怠っていたために二度手間になってしまってことを綴ります。あー、恥ずかしい。

管理組合の口座名義は誰か

マンションの管理組合の銀行口座は、マンション名+理事長名の口座名義となっています。理事長が交代するたびに、銀行口座の名義変更を行っているのは、年間行事となっていますので、管理会社の方でも把握していることです。

一つの銀行口座だけであればよいのでしょうが、場合によっては複数の違う金融機関に口座がある場合は、全ての口座名義を変更する必要があります。

管理組合の名義変更には、理事長本人が金融機関に赴いて手続きすれば、難しいことはなく、トラブルもありません。

ところが、口座名義変更は、金融機関の窓口に行く必要があるのです。最近、金融機関へは、土曜日や日曜日のATMでことが足りるため、営業時間帯に窓口へは行った記憶がありません

金融機関の営業時間帯に窓口へ行くとなると、有給休暇を取得しなければならないため、簡単に休みのとれない会社員(サラリーマン)にとっては辛いことなのです。

全ての金融機関が一斉に休むのではなく、土曜日に窓口を開いて、水曜日に窓口を閉めるような柔軟な対応は出来ると嬉しいなぁと個人的には思ってしまいます。

毎週ではなくてもよいので、月末の土曜日だけは営業するとか一律の休みをなくす工夫を金融機関に求めますけどね。

マンション管理組合の口座が、マンションの近くの金融機関ならまだ手続きしやすいのですが、遠くの金融機関だと、時間がかかるのでイヤになってしまいますね。

事件!理事長がマンション売却!

ある理事会の席で、理事長が語りました。「マンション売却が確定したので、理事長の職を退きたい。」と。これには驚いてしまいました。突然の転勤や病気などによって、理事長を続けられない理由があるのは分かります。

管理会社は、あらかじめ理事長宅のマンション売却を知っていたようですが、新しい理事長を決めることが最大の理事会テーマとなってしまいました。

マンション売却となると、数か月前には不動産会社に売却を依頼していたはずです。であれば、期の途中なのではなくて、期の初めから理事長を退くことがマナーなのかと思いました。なぜならば理事長は、立候補で自らが役職に就いたのですから。

他のマンションでも、理事長や理事を経験したことがありますが、期の途中で理事長が交代するということは極めてまれなことなのではないでしょうか。

理事長は誰が適任なの?

当マンション管理規約の第41条(副理事長)には、

副理事長は、理事長を補佐し、理事長に事故があるときは、その職務を代理し、理事長が欠けたときはその職務を行う。

と定められています。

どのマンションでも、文言の違いはあれども、副理事長の役割について記載されているマンション管理規約となっているのではないでしょうか。

ですから、当然、副理事長が新たな理事長を務めるのが管理規約に則った適切なマンション管理組合の運用だと認識しておりました。

ところが、副理事長に理事長の代わりを行うかと伺ったところ(理事の私が伺うのも変ですが)、あまり理事長を引き受けることに対して消極的な反応を示しました。

そこで、現理事長や他の理事の推薦もあったので、私が理事長を務めさせて頂くことになりました。

理事長に事故あるいは欠けたときの対応は、各マンションで各々違うと思いますが、理事長不在のまま管理組合を進めることはよいことではありませんからね。幸い、今期の早い段階で、理事長交代が決定できたことはよかったです。

支払い伺いが届く

理事長に就任してから初めて、「支出伺い」が届きました。管理組合の口座から各種必要な代金を支出するために、理事長宛てに届いたものです。

金額含めた内容を確認し、理事長印を銀行の伝票に署名・捺印をして、管理会社に返却する仕組みとなっています。

恐らく、多くのマンションでも同様だと思います。「支出伺い」や銀行の伝票には、ご丁寧に付箋が貼ってあり、署名や捺印の箇所を示しています。複数の「支出伺い」と銀行伝票に、付箋とコメントが書いてありました。付箋とコメントを記す作業だけでも大変なのではないかと思いましたけどね。

支払い伺いが戻る

「支出伺い」と銀行の伝票に署名と捺印をして、管理会社へ渡した数日後、なんと「支出伺い」が戻ってきました。戻ってきた理由は、口座名義人が相違していたため、前理事長の名前でないと銀行の手続きが行えないためでした。

仕方なく、前理事長の名前を確認(伝票には記載済み)して、理事長印を捺印して、再度管理会社へ渡しました。理事長が交代したら、銀行口座名義人の変更を行って然るべきではないかと思いつつ、口座名義人の変更書類に署名・名捺印した覚えはありませんでした。

おわりに

定期的に口座名義人が変更になるタイミングでの手続きは、毎年のことなので、手続きミスはありませんでしたが、期の途中で理事長が交代するというイレギュラーの場合に、手続きが漏れていたのですね。

「理事長になったら、管理組合の口座名義はどうなるのか。」ということを理事会の場で話せば二度手間になることもなかったのにと思いました。

管理組合も管理会社もお互いに協力して、よいマンション管理ができるようにしたいものですね。

【関連記事】

マンション管理組合の口座名義を失念したため二度手間に。

突然の理事長交代で失念した。
理事長交代の際は口座名義の変更を要す。
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この記事を書いた人

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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