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エレベーター点検は法律で定められている!点検日は出ないか外出を!

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マンションになくてはならない共用設備は、エレベーターではないでしょうか。1階に住んでいる方以外は、エレベーターが動かなくなると大変です。

エレベーター点検は法律で定められていますので、エレベーター点検に協力しましょう。点検日や時間は、あらかじめ住民に通達されるのが普通です。

なるべく利用頻度の少ない時間帯で点検を行うようにしていますが、点検時間帯は、エレベーターが使えません。自宅から出ないか外出しておくことをおすすめします。

  • エレベーター点検は法律で定められている!

エレベーター点検は法律で定められている!

エレベーターの保守点検は、建築基準法という法律で定められています。

昇降機及び第六条第一項第一号に掲げる建築物その他第一項の政令で定める建築物の昇降機以外の建築設備(国、都道府県及び建築主事を置く市町村の建築物に設けるものを除く。)で特定行政庁が指定するものの所有者は、当該建築設備について、国土交通省令で定めるところにより、定期に、一級建築士若しくは二級建築士又は国土交通大臣が定める資格を有する者に検査(当該建築設備についての損傷、腐食その他の劣化の状況の点検を含む。)をさせて、その結果を特定行政庁に報告しなければならない。
建築基準法 第12条の3項(定期検査)

「12条点検」と呼ばれているエレベーター(昇降機)の定期検査ですが、建築設備(エレベーター)に関しては、1年以内ごとに実施することになっています。

点検した結果は、特定行政庁に報告する必要があるためエレベーターの点検を省くということは出来ません。

過去の事故例では、エレベーターのドアが開いたまま上昇したケースやエレベーターが途中で止まってエレベーター内に閉じ込められてしまったケースもあります。

エレベーターで事故が起こると乗っている人が困ります。乗っていなかったとしても、正常に運転が行われていない場合は、マンション住民に多大な影響を及ぼします。

きちんと検査を行う必要があるため、エレベーターの点検を法律で定めているのです。事故が起こってしまってからでは遅いです。定期的に点検を行うことが必要なのです。

エレベーターの点検を行うことは、事前に通達が行われます。点検日は、外出しないで家に留まるか外出するようにしましょう。

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停電や保守点検で、エレベーターが動かないことも考えられます。複数台設置してあるマンションを選ぶことや階段で移動できる低層階を検討することも考えましょう。

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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