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火災警報器の止め方を知らないと誤報時の対応に困ります!

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管理組合の理事長や副理事長に就任したのなら、是非、管理人室を見学することをおすすめします。

管理人室にある火災警報器の止め方を知らなければ、管理人が不在の場合困りますよ。

管理人が24時間常駐するマンションであれば良いのですが、通勤管理や巡回管理などの場合は、夜間などの管理人が不在の場合は、誤報時に火災警報器が止められなくて困る結果となります。

私が理事長を行っていた時には、幸いにして火災警報器の誤報は一件もありませんでした。

火災警報器が鳴った場合の対応方法を知ってなければ大変になるところでした。

携帯電話(スマホ)で管理会社を呼ぶ場合でも、意外と管理会社の電話番号が即座に分からない場合もありますし、夜間帯はつながらない可能性もあります。

  • 火災警報器の止め方を知らないと誤報時の対応に困る

理事長や副理事長は管理人室の見学を

管理組合の理事長や副理事長になったら、是非管理人室を覗いてみてください。今まで無関係だった管理人室がどうなっているのか是非関心を持って頂きたいと思います。

自主管理のマンションであればなおのことです。管理人室の見学を積極的に行って頂きたいと思います。

理事長や副理事長などの管理組合に携わる人が管理人室の入室を拒否するような管理会社はないと思いますが、拒否される管理会社とはお付き合いしない方が良いです。

マンション標準管理規約第16条の敷地及び共用部分等の第三者の使用では、以下のように書かれています。

第16条 管理組合は、次に掲げる敷地及び共用部分等の一部を、それぞれ当該各号に掲げる者に使用させることができる。
一 管理事務室、管理用倉庫、機械室その他対象物件の管理の執行上必要な施設 管理事務(マンションの管理の適正化の推進に関する法律(以下「適正化法」という。)第2条第六号の「管理事務」をいう。)を受託し、又は請け負った者
二 電気室 ○○電力株式会社
三 ガスガバナー ○○ガス株式会社

管理人室は、管理組合の共用部分となっており、マンションの管理を行うために使用しているにすぎないのが、管理人と言うことです。

管理人が管理費や修繕積立金を支払っているわけではありませんので、管理組合の理事長や副理事長が管理人室を見学しても構わないということです。

とは言っても、一応断ってから出入りするようにしてください。みだりに計器に触れることや仕事の邪魔をしてはいけませんけどね。

新しく管理組合の役員になったら、管理人室などの共用部分のブリーフツアーを開催することを恒例行事としても良いですね。

火災警報器の止め方は

管理人室の中には、火災警報器の警報盤を設置されていることが多いです。

火災警報器が鳴った場合、どこで鳴ったのかを示す警報盤です。この警報盤を見ることで、即座に出火の場所が分かりるようになっています。

どの階のどの部屋で鳴ったのかが分かれば、対応も早いはずです。

もし火災が発生した場合は、一刻も早く適切に消火活動を行わなければ、被害が拡大する可能性があります。

火災警報器の音は結構響きます。そうでないと警報の意味がないからです。

消防訓練などで、聞かれたことがあるのではありませんか。

幸いにして、火災が誤報であると確認したとしても、もし管理組合の方々が、管理室の鍵を所持していなければ、警備会社の方が来るまで警報は鳴りっぱなしの状態が続きます。

一刻も早く止めたいのに、火災警報器が鳴り続けてしまうのはよろしくありません。

理事長や副理事長は、管理人室をどのように開けて、どのように警報を止めるのかを知っておいて頂きたいと思います。

意外と無関心な理事長や副理事長が多いのではないかと危惧しています。

「1年間だけ何ごともなく無事に過ごせればお役目御免だから。」と積極的に行動をしないことがあります。

本当にいざという時の心構えが出来ているでしょうか。理事長は、マンションの管理を行うという自覚を持って頂きたいものです。

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いつ起こるのかが分からない火災。火災を検知して知らせてくれるのが火災報知器です。重要な設備ですから、定期的な点検「消防設備点検」も必須となっています。

実は、「消防設備点検」がチャンスです。点検に来た業者に分からないことや知らないことを尋ねることが出来ます。

マンションの防火管理者とも協力して、理事長・副理事長は、防災についての知識も赤めて置くと良いのではないでしょうか。

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。


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