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ガス警報器の交換時期5年と短すぎる理由は

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お部屋に設置している「ガス警報器」、幸い今まで鳴ったことはありませんが、当マンションでは、5年の交換時期が経過し、「ガス警報器」を全戸一斉交換しました。5年はちょっと短すぎるように思いますが、ちゃんとした理由があるのです。適切な時期に交換しないと「ガス警報器」の誤作動原因にもなりかねません。

ガス警報器とは

万が一のガス漏れ事故や火災を、ランプと警報音で異常を警報で知らせる天井または壁面に取り付けられている機械です。主にガス器具の多いキッチンに付けられています。

経済産業省のホームぺージにも、「ガス警報器を設置しましょう。」と記載されています。

よっぽどのことがない限り、出番がない「ガス警報器」ですが、設置されているからこそ、安心して毎日の生活をすることができます。

「ガス警報器」のおかげで助かったという事実があることを考えると、ないがしろにはできないと思います。

交換時期5年は妥当?

万一のガス漏れや発見してくれるありがたい「ガス警報器」ですが、交換時期が5年というのは、妥当な年数なのでしょうか。

パナソニックのホームページの「Q. ガス警報器に有効期限があるのはなぜ?」には、

ガスを検知するガス検出素子の寿命を考慮し、ガス警報器の有効期限(5年)は設定されています。(引用:パナソニックのホームページ)

と記載されています。

経済産業省のホームページにも、

「ガス警報器」には、有効期限(5年を目安)があります。(引用:経済産業省のホームページ)

と記載されています。

つまりガスを検知するガス検出素子の寿命が、5年というのが交換時期の目安として設定しているということです。

とは言っても、外観だけを見ると5年経過したからと言って、「ガス警報器」が劣化して使用不可の状態であるようには見えないのですが、交換しないといけないのかと疑問が残りますけどね。

「ガス警報器」を交換しなければ、誤動作を起こしたり、肝心な時に作動しないことが考えられますので心配です。

「ガス警報器」交換方法

一軒屋にお住まいの方は、各個人で「ガス警報器」を交換されると思いますが、マンションの場合は、どのように交換するのでしょうか。

購入は管理組合、交換は各住戸

各個人で「ガス警報器」を購入することもできますが、各住戸でバラバラの「ガス警報器」となってしまい、統一がとれない恐れがあります。

ですから、新しい「ガス警報器」は、管理組合がまとめて購入することをおすすめします。マンションの住戸分をまとめて購入すると、ボリュームディスカウントの可能性もあります。大規模マンションは、こういう時に有利だと思います。

ただし、交換は各住戸に任せます。「ガス警報器」の交換作業と言っても、難しい作業ではなく、照明器具を取り換えるイメージです。

全ての住戸が「ガス警報器」を交換したことが分からないのが、各住戸に任せるときのデメリットとなります。全ての住戸が交換されないと、もしもの時が心配となります。

購入は管理組合、交換も管理組合

新しい「ガス警報器」は、管理組合がまとめて購入することは同じです。ただ、「ガス警報器」交換作業を各住戸が行うのではなく、管理組合が指定した業者が行うのです。

交換作業は人件費ですので、作業費を安くしようと思ったら、管理組合の理事が各住戸を回って交換するのがよいでしょう。

しかし、一般的には、管理組合が指定した作業員が交換作業を行うことになると思います。交換前の「ガス警報器」の回収も同時に行えますし、どの住戸を交換したのかを確実にとらえることができるからです。

交換作業を業者に委託する分、人件費という費用が発生してしまうことがデメリットとなります。

おわりに

「ガス警報器」の交換時期は、5年と定められているのは、ガス検出素子の寿命が関係していました。技術革新によって、ガス検出素子の寿命を5年よりも長くできないものなのでしょうか。

マンションの場合は、全戸「ガス警報器」を交換しないと意味がありません。もしもの時に、影響を受けるかもしれないからです。

ガス警報器の交換時期5年と短すぎる理由は

ガス検出素子の寿命が原因だった。
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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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