単身赴任がずるいと思われないために!輪番制でも理事を引き受けましょう!
当マンションの理事は、立候補者が優先され、立候補者がいない場合は輪番制で理事が決定します。
輪番制の場合、単身赴任中の方に回ってくる可能性がありますが、単身赴任中の方でも理事をお願いしても良いのでしょうか。
単身赴任と言っても、毎週末はマンションに帰ってこられる方もいれば、正月休みしか帰ってこない方と色々です。
- 単身赴任がずるいと思われないために!
■ 目次 ■
単身赴任がずるいと思われないために!
当マンションの理事の選出方法は、以下の通りが基本です。
1. 期間を定めて立候補者を募る
2. 立候補者がいなければ輪番制で決定する
単身赴任者だからと言って、輪番制で回ってきた理事を免除するというルールはありません。
マンションによっては、「実際にマンションに住んでいない単身赴任者を理事に選出するのはいかがなものか?」というところもあり、免除することをルール化している場合もあります。
最近は、対面で行う理事会が減ってきています。ZOOMなどのソフトを用いれば、どこにいても理事会へ参加する環境もあります。
「出張先のホテルから理事会に参加した。」という話を聞いたことがあります。理事会の開催場所がマンションの集会室でなければならない理由はありません。
単身赴任者が理事になった場合、「単身赴任だから」という理由で、理事長や監事などの重要な役職から免除してもらえる可能性も高いです。
そういう意味でも、単身赴任者であったとしても理事として引き受けて頂きたいと考えています。その理由を綴ります。
公平性が保たれる
単身赴任者だけを例外的に扱うことは、不公平感を生み出すことになります。単身赴任者であれば、順番が回ってきても理事をしなくても良いと思われるのは困ります。
マンション住民の区分所有者全員が単身赴任の機会があれば公平と言えますが、家庭により仕事により異なりますので公平を保つ意味で単身赴任者を例外として扱わないようにしましょう。
免除の取り扱い面倒
免除される理由として、単身赴任者である場合は、他の理由でも免除を言い出しかねません。家族の介護があるから、赤ちゃんの面倒があるからなど。
一度理事免除のルールを定めてしまうと収拾がつかなくなります。
マンションでの住み心地
単身赴任からマンションに住むことになった場合、理事を行わなかったことで後ろめたい気分になります。
輪番制の崩壊
輪番制が崩れてしまいます。今後の管理組合の運営にも支障が出る可能性もあります。
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単身赴任がずるいと思われないためには、輪番制であっても、きちんと理事の仕事を行うことです。
管理組合がきちんと機能しないと住みやすいマンションにはなりません。輪番制で順番を待つよりも、むしろ課題の解決に向けて積極的に管理組合に携わって頂きたいものです。
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