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マンションでバイオリンの練習で裁判?プロの演奏が無料で聞けるチャンスなのに

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マンションでの騒音問題は結構多かったりします。『隣人はバイオリン奏者」マンション代金返還請求』というニュースを読んだ感想です。

「裁判の前にすべきことがあるんじゃねぇ!マンションでバイオリンの練習(レッスン)が可能なのか?逆にプロの演奏が無料で聞けるのがラッキーなのでは?」と思ってしまいました。

音に関しては、個人差が多いですから、受忍出来る限度も異なります。音が原因で裁判にまで発展するとは恐ろしいことです。裁判にエネルギーを注ぐぐらいなら、まず管理組合の活動にエネルギーを注いだ方が良いのでは?と思いました。

お隣の人(マンション内の住民)と仲良く暮らすための努力をしましょうよ。トラブルは誰の為になりませんよ。ピアノは弾く人が多いですが、プロのバイオリンはそんなにいないのではないでしょうか。

  • マンションでバイオリンの練習で裁判?

マンションでバイオリンの練習で裁判?

マンションでの騒音問題は、良く聞きます。テレビ・洗濯機・給湯器の音が、深夜なのに聞こえるなど生活習慣の違いからも発生することが原因としてあげられています。

騒音問題でトラブルになると住みにくいマンションになってしまいます。最終的には、マンションを去るという結論をされる方もいます。

インターネットには、音にまつわるトラブル事例を多く見掛けますが、裁判にまで発展してしまったニュースがありました。

「『隣人はバイオリン奏者』マンション代金返還請求」というニュースです。「最上階なら音に悩まされなくても良いだろう。」と思って、せっかく購入した最上階の部屋だったが、お隣の方がプロのバイオリン奏者だったというわけです。

楽器を演奏するとなると、普段の練習が欠かせません。音の発生は必須です。音を聞かなければ練習にならないでしょう。プロのバイオリン奏者であれば、練習量も半端ないことが十分予想されます。

訴状の男性は、転勤族で、全国各地を引っ越ししたが、やはり音の問題を繰り返してきたということですから、音に対して敏感な方なのでしょうね。

お隣に住む方が、プロのバイオリン奏者であることを事前に知っていたのであれば、多分マンションを購入しなかったと思われます。

マンションの販売担当者からは「女性1人でお住まいで、とても良い方で、普通のお勤めをされている方である。」と回答したとのことです。

プロのバイオリン奏者を「普通のお勤め」という表現で良かったのかどうかは疑問ですが、まさか音関係に勤めている職業だとは想像できなかったと思われます。マンションの販売担当者の誠実な回答とは思えない案件です。

このニュースを聞いて疑問に思ったことです。

防音対策はしていないの

プロのバイオリン奏者であれば、当然練習も多いと思われます。そのため、防音対策を施しているのではないかと考えます。防音対策はしていないのでしょうか。

練習も含めてプロだと思います。当然、近隣住戸に対する配慮も出来るのではないかと思います。

自宅では練習しないで、音楽設備の整った音楽スタジオや施設を用いるかもしれません。また、「サイレンサー(消音器)」と言って、音を小さくする対策をして練習しているのかもしれませんね。

時間が限られるのでは

マンションの管理規約で、楽器演奏時間に関して定められていないのでしょうか。常識的な範囲の時間のみ演奏可となっていなかったのでしょうか。

もし定まっていなかったのであれば、自ら管理組合に提案して楽器の演奏時間を定めるように働きかけを行えば良かったのでは?と思います。

部屋のレッスンはあり得ない

マンション標準管理規約の第12条(専有部分の用途)には、

第12条 区分所有者は、その専有部分を専ら住宅として使用するものとし、他の用途に供してはならない。
2 区分所有者は、その専有部分を住宅宿泊事業法第3条第1項の届出を行って営む同法第2条第3項の住宅宿泊事業に使用してはならない。

と記載されています。

自宅の部屋でレッスンを行う行為は、「専ら住宅として使用するもの」に違反しています。自分の子どもにバイオリンを教えることはあるかもしれませんが、近隣住戸は女性の一人暮らしなので、子どもに教えることもないと思われます。

マンション内で、レッスンを行えばすぐに分かります。看板を出していたりチラシが撒かれれば、簡単に見つかってしまいます。

不特定多数の人が部屋に入っていく様子を住民や管理人が目撃するかもしれません。マンションの部屋は、管理規約で定められたように「専ら住宅として使用」するようにしましょう。

プロの演奏が無料で聞ける

プロのバイオリン演奏がお隣に住むというケースは、ほとんどありません。プロの演奏が無料で聞けることの方がラッキーだと感じてしまいます。

初心者のバイオリンの音は、耐え難いかもしれません。プロの演奏なら美しい音楽演奏が聞けるのではないでしょうか。

ただし、曲目や演奏時間などは選択することは出来ませんけどね。

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今回の事件は、プロのバイオリン奏者で良かったのではないかと思います。バイオリンを商売にしているのだから技術力はあるはずです。

人に音楽を聞かせるバイオリン奏者なのだから、バイリオンを始めたばかりの未熟な練習ではないはずだと思います。少なくともバイリオンから「ギコギコ」「キーキー」音は出て来ないでしょう。

ちゃんと音楽となってメロディが流れる来るのではないでしょうか。楽器が弾けることがうらやましいです。ましてやプロとして活躍しているのだから。

風鈴の音を騒音として認識し、クレームが寄せられることもあるそうです。風情を楽しむ余裕がないのでしょうか。なんだか悲しくなって来ます。

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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