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電気代の請求がおかしい?97%削減のMVAが2020年も募集!

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MVA(マンション・バリューアップ・アワード)2020年の募集が行われました。グランプリの賞金は30万円、部門賞は10万円です。

マンションに関するバリューアップの事例や提案を応募して、マンションの価値向上の参考として欲しいものです。

昨年(2019年)のMVAのグランプリは、共用部分の電気代をなんと97%も削減した「西京極大門ハイツ」が選ばれています。

「電気代の請求がおかしい?」と感じている場合は参考になるのではないでしょうか。良い取り組みを行っているマンションを参考に、自分の住むマンションもバリューアップしませんか。

  • 電気代の97%削減を実現
  • MVA(マンション・バリューアップ・アワード)

電気代の97%削減を実現

「電気代を97%削減した。」と聞いて、驚きました。スリム化したとは言え、97%は驚異の数字です。

共用部分の電気代は、どのマンションでも、恐らく大きなウエイトを占めているのではないでしょうか。お手元の収支計算書を見れば一目瞭然です。

共用廊下などの照明・エレベーター・エントランス・空調設備など、電気を使う共用部分が多いからです。

だからと言って、共用廊下の照明を間引くということは、美観上や安全上の観点から好ましくなく、ましてやエレベーターを動かさないようにすると住民の利便性が飛躍的に下落してしまいます。

管理組合の支出で大きなウエイトを占める電気代の削減に着目したことが、良い削減効果を生んだ好事例が、MVA(マンション・バリューアップ・アワード)2019年にグランプリを受賞した理由だと思います。

ひょっとして、自分の住むマンションにも同じことが言えるかもしれませんね。浄化槽設備や共用灯は、どのマンションでも見直すことが出来る項目ですね。

電気代97%削減とまで実績が出なかったとしても、電気代半分となるだけでも、管理組合の収支に大きな影響を与えるのではないでしょうか。

「すでに削減可能な箇所は、経費削減を行っています。」というマンションもあるでしょう。しかし、まだ削減することができることを教えてくれた西京極大門ハイツ管理組合法人だと思います。

【グランプリ管理組合】
西京極大門ハイツ管理組合法人(工事部門(建物資産価値の向上))

【取り組んだ削減事例】
西京極大門ハイツは、1976年に建設された7階建て190戸のマンションです。

建築後9年目に管理組合が負担した共用部分の電力の年間使用量は80,543kw、電気代は年間2,798,005円で、当時の年間管理費総額の20.6%を占めていました。

第1回大規模修繕工事が迫り、修繕積立金の値上げが必要になりました。そこで、管理費会計の見直しによって経費を圧縮し、負担を抑制できないかと検討することになりました。

浄化槽設備の電気契約容量を72kwから44kwに変更することで、電気料が年間40万円近く削減できた上、電気設備保安管理委託料も不要になり、大きな削減効果が生じました。

これを契機に、それまで「変わらないもの」と思っていた電気料に、大きな削減効果があることを実感し、管理組合で、日常の中で不要な電気が使われていないか点検し是正する取り組みが始まりました。

【具体的な削減事例】
共用灯について照度センサーを導入し、年間40万円ほどを削減。エレベーター設備の更新時には省エネタイプの機種を選定した。

給水設備の改修時には、高架水槽を廃止し給水加圧方式に転換して、電気使用量と契約容量を縮減しました。

2006年には、高圧一括受電の導入を実施し、2009年以降、全ての照明のタイプと消費電力・点灯時間を管理組合で調査して、設備費用と削減される電気料を計算。LEDへの転換を図った。

2013年度に臨時総会を開催して、出力15kwの太陽光発電設備の設置を決めました。年間2万kw近くを発電し、エレベーターや揚水ポンプ設備など低電圧設備の運行に必要な電力を賄っています。

マンション内での照明や設備の運行は変わらないものの、2018年度では年間電気使用量が7,144kw、電気料は76,718円まで低下。

低電圧の契約容量も72kwから23kwまで低下しています。この状態は、27年前に年間2,798,005円で管理費の20.6%を占めていた共用部電気料は、何と0.7%まで縮減できました。

MVA(マンション・バリューアップ・アワード)

MVA(マンション・バリューアップ・アワード)の2020年の募集が始まっています。

マンションライフ・シニアライフ部門

マンションライフ・シニアライフ部門(住み心地、居住価値向上、高齢者対応)です。具体的には、以下の事例が該当します。

  • コミュニティ形成・地域共生への取組み・提案事例 等
  • テレワークを活用しての理事会・総会の進め方事例 等
  • 子供世帯誘致によるマンション内二世帯の実現事例 等
  • 清掃、美化運動、防犯活動、理事会運営の改善 等
  • 高齢者等の配慮が求められる方を対象としたコミュニティ活動、見守り活動 等
  • 地域包括支援センター、民生委員、自治会・町内会等との連携 等
  • 認知症カフェの運営、相続放棄に備えた法的措置の検討 等

マンションには、シニア(高齢者)も住んでいます。シニアに対する対応状況や最近話題のテレワーク理事会や総会が該当します。

工事・メンテナンス部門

工事・メンテナンス部門(建物資産価値の向上)です。具体的には、以下の事例が該当します。

  • 長期的視点での修繕費用の削減に資する工事
  • 共用部分の管理費のランニングコストの削減に資する工事
  • 環境の変化に応じた新たな施設・設備改修の提案事例 等

費用削減や住みやすいマンションとするためのハード部分での向上に取り組んだ事例です。

防災部門

防災部門(防災力の向上)です。具体的には、以下の事例が該当します。

  • 震災経験を踏まえた防災力向上のための提案事例 等
  • 新型コロナウィルス感染症の対応・対策事例 等
  • 台風・豪雨による浸水災害時の対応・対策事例 等
  • 地域と連携しての防災訓練の実施事例 等

昨今の自然災害は、恐ろしいものがあります。いつ・どんな災害がやってくるのか予想が困難な場合もあります。

マンションの防災力を強化するための取り組み事例があれば、共有して欲しいです。どのマンションも、どのように災害対策を行うべきか気になっているではないでしょうか。

財政部門

財政部門(組合財政の健全化)です。具体的には、以下の事例が該当します。

  • 収支改善提案事例 等
  • 収益事業提案事例 等
  • 未収金回収方策の提案事例 等

マンションの収支を改善するための活動です。

応募期間と応募先

(MVA)マンション・バリューアップ・アワードの応募期間は、2020年8 月 7 日(金)~2020年10 月 31 日(土)です。

応募先ですが、「マンションの Wa」サイト内「マンション・バリューアップ・アワード(MVA)2020」専用ページのエントリフォームより応募してください。

【問い合わせ】
一般社団法人 マンション管理業協会
「マンション・バリューアップ・アワード 2020」実行委員会 事務局
〒105-0001 東京都港区虎ノ門 1-13-3 虎ノ門東洋共同ビル 2 階
TEL.03-3500-2721 FAX.03-3500-2722

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電気代97%削減とは、極端な成功事例であるかもしれません。電気代削減のきっかけは、修繕積立金の値上げでした。

何かきっかけがないと現状に満足して、改善しようという活動にならないのかもしれません。

しかし、MVA(マンション・バリューアップ・アワード)の受賞マンションには、改善のヒントとなる内容が盛りだくさんです。まずは、興味のある知りたいジャンルを参考にすると良いかと思います。

大きな改善でなくても良いと思います。まずは、小さな改善をコツコツと続けましょう。

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