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管理組合

マンション管理組合は駐車場トラブルにどう向き合うか

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マンションの管理組合のトラブルで多いのが、駐車場に関するトラブルがダントツである。管理組合として、駐車場トラブルにはどのように向き合えば良いのだろうか。実際に体験した駐車場のトラブル事例をもとに考えていきたいと思います。

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駐車場の寸法が狭い

マンションの敷地面積には限りがあるため、駐車場の寸法が狭いことが良くあります。

マンション内に用意されている駐車場の寸法が狭く、今まで借りていた駐車場では余裕があったのに、マンション内の駐車場は狭くて不便になったというトラブルを良く聞きます。

マンションを購入する時には、マンション内の駐車場に何台停められるのかを検討することはあっても、駐車場の寸法までは気が回っていないことが、不満の原因です。

特に、機械式駐車場を採用しているマンションの場合、高さや重量制限があるので、持っている車両が駐車出来ないために、マンション外の駐車場を探して契約して使用しているという方もいます。

マンションの管理組合に、「駐車場を広くして欲しい。」と要望を出しても、簡単に対応出来るとは思えず、やむなく小さい車に変えたという方もいます。

マンション管理組合としても、「駐車場の寸法が狭い。」と言われたとしても、「個人の責任で、車種を変更するかマンション外の駐車場を使用して下さい。」と毅然とした対応を行わないとトラブルが続出しますので、注意して下さい。

最近は、若者も車の所有率がかなり減っていたり、高齢化で車を手離す人も多くなって来たようです。大規模修繕工事の時に、適切な駐車場の数を検討して、調整するのが良いと思います。

機械式駐車場を採用している場合は、意外と駐車場の維持費が馬鹿に出来ません。機械式駐車場は、「金食い虫」と揶揄されるほどメンテナンス料金が掛かります。ですから、機械式駐車場を廃止して、平面式駐車場に置き換えるマンションも多く出て来ました。

駐車場代金を滞納

駐車場の代金を滞納する方が多々います。マンション管理組合としても、駐車場料金が払われないと管理費もしくは修繕積立金不足に陥りますので、滞納は困るマンションのトラブルです。

駐車場の代金を滞納している方と言うのは、管理費や修繕積立金も滞納している方が多いものです。銀行ローンや税金も滞納しているのかもしれません。

これは、実際に体験したトラブルですが、管理費・修繕積立金・駐車場代金の支払いがなく、何ヵ月も滞納していることがありました。

管理会社を通して、督促を行うのですが、効果がなく、裁判を起こさざるを得ないというところまで来てしまいました。

管理組合としても、滞納者本人から状況の説明を求めていましたが、ある日突然、なぜか滞納分を一括して支払うということで、全て解決しました。

滞納分を一括で支払うことか出来るのであれば、毎月きちんと支払い、なぜ滞納したのか説明して欲しかったのですが、報告は一切ありませんでした。

マンションには、「管理規約」と言うルールブックがありますが、駐車場については、「駐車場使用細則」という駐車場を使う場合のルールブックが存在します。

その「駐車場使用細則」には、滞納があった場合には、駐車場の使用契約は解除出来るとありましたから、駐車場の契約を解除しました。そして、新たに駐車場を借りたい人を募って契約を行いました。

駐車場代金を滞納した場合も、毅然とした対応しかも早めの対応が必要です。駐車場代金を滞納に滞納時の明確なルールを定めて、従うことです。

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マンション内駐車場が不足

マンション内の駐車場には、限りがあるため、子供が小さい時は1台分の駐車場で済んでいたのに、子供が大きくなると複数台の駐車場が必要になることもあります。

管理組合に、「新たな駐車場を借りたい。」と要望しても、駐車場が空いていなければ、借りることは出来ません。

新たに駐車場をマンションの敷地内に増設出来れば良いのですが、増やした分の駐車場を継続して利用しなければ意味がありません。

マンションの近所に月額駐車場があれば、個人の責任で契約をして頂くようにします。管理組合が、まさか路上駐車を許可する訳には行かないですからね。

不公平な駐車場料金と駐車位置

不公平な駐車場料金

駐車場の月額使用料金は、マンション販売当初の値段のままというマンションが多いと思います。

月額使用料金は、マンションを販売する時に、業者が設定したもので、公平な根拠となっていない場合があります。近隣相場の駐車場よりも、安く設定しているケースが多いのは、業者がマンションを販売しやすくするためなのです。

そのため、3階建ての自走式駐車場の場合、1階は10000円、2階は7500円、3階は500円の月額使用料金となっていたりします。

確かに1階よりも、3階の駐車場の方が不便なので、安くするのは分かりますが、極端な駐車場料金の設定がしてあったりします。

管理組合がしっかりと駐車場料金の設定にも踏み込んで、公平な駐車場料金に是正しないとトラブルが発生する原因となります。

誰だって、値上げは不満なのでしょうが、あまりにも不公平な駐車場料金のままだと、管理組合の運営にも支障が出ますので、早めに対処しておくことに越したことはありません。

不公平な駐車場位置

複数ある駐車場の位置は、どのように決められたのでしょうか。これも、マンションの販売当初、先着順で決められたまま継続して使用しているケースが多くあります。

入口に近い場所や駐車しやすい場所など、マンションの敷地内に設けられた駐車場は、全て同じ条件なのではありません。

果たして、何十年も同じ駐車位置に停めることが公平なマンション管理と言えるのでしょうか。何年かに一度抽選で位置を決めることも考慮に入れることは重要だと思います。

どういう方式で駐車位置を決めたとしても、全員の不公平感をなくすことは困難です。管理組合として、どうすればベストな方法であるかを十分に検討して、住民に納得してもらってから、駐車位置を定めることが肝要です。

あとがき

車に乗る人にとっては欠かせないのが、マンション内の駐車場です。住民の不公平感が出ないように管理組合としてはコントロールしなければなりません。「マンションは管理を買え!」、駐車場のあり方でも、そのマンションの良し悪しが分かるものです。

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