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終の棲家はマンションか一戸建てか?60過ぎたら住む家に困っている!

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週刊誌「女性セブン」には、「人生最期を襲う悲劇 60過ぎたら住む家にみんな困っている」という記事が掲載されています。終の棲家(ついのすみか)は、マンションか一戸建てか高齢者施設なのかを若いうちに考えなければなりません。自宅を売却して高齢者施設に入ったとしても、追い出されて露頭に迷うケースもあると言う。

終の棲家はマンションか一戸建てか高齢者施設か?

石坂浩二さん主演のドラマ「やすらぎの郷」では、豪華な有料老人ホームに住む高齢者の日常生活を描いた異色の連続ドラマが放送されました。シルバー世代をターゲットにしたことで話題となった作品でした。

老人による老人のためのドラマであると「やすらぎの郷」の監督である倉本聰さんが話されているように、老後の生活について考えさせられたドラマでした。

介護や医療のケアも、なんと24時間対応の至れり尽くせりの環境で、あんな豪華な有料老人ホームに住めればよいのにと誰もが羨ましくなる「やすらぎの郷」でした。食堂・スポーツジム・温泉大浴場・遊技場・映写室・バーの施設まで揃っていました。

年を重ねると、どうしても身体的な衰えは誰しも訪れます。「終の棲家(ついのすみか)」として選ぶのは、マンション/一戸建て/高齢者施設なのかを想像したことはあるでしょうか。

60過ぎたら住む家に困っているという事実が掲載!

週刊誌「女性セブン」5月7日・14日号には、「人生最期を襲う悲劇 60過ぎたら住む家にみんな困っている」という記事が掲載されています。(156ページ~158ページ)

年齢を重ねても、長年親しんだ一戸建ての家で生活したいのが本音。階段で転倒して、足を捻挫してしまい、トイレに行くこともままならない状態の一人暮らしは怖いというエピソードが掲載されています。

長年一戸建てに住んで、勝手気ままに暮らしてきた人が、突然、マンションや高齢者施設に馴染んで住むことができるのだろうかという不安もあります。

週刊誌「女性セブン」の記事にあるように、階段やちょっとした段差につまずいて転ぶことも、一戸建てにはあるリスクとなります。

バリアフリー化の工事や手すりを設けることも対策としては可能ですが、元気なうちにリフォーム工事をしておけばよいのだが、どうしても後手後手になりがちです。

一戸建ての家を売却して、高齢者施設に移ったとしても、施設が倒産(例:未来設計)することもあるし、人手不足で快適な生活を送れる保証もなく、場合によっては追い出されるケースも出てきています。

未来設計:株式会社未来設計(法人番号:3010401044708)、首都圏を中心に、37カ所の有料老人ホームを経営していたが、2019年1月22日、69億9500万円で大型倒産しています。有料老人ホーム経営会社では過去最大の負債総額。

高齢者施設を追い出されたとしても、民間のマンションや一戸建てを賃貸すれば住まいには困らないだろうと考えてはいけません。

不動産会社へ相談に行ったが、契約の途中で入居を断られてしまったという。その理由は、不動産のオーナーに「60歳以上は、断ってほしい。」と言われていたというのです。

高齢化が進み、60歳はまだまだ高齢者として分類するには若すぎるかもしれません。現に年金の支給開始年齢を65歳からになるのであれば、60歳はまだまだ現役世代に分類できるのかもしれません。

それでも、「60歳以上には貸したくない。」というオーナーは、少なくないということです。例え、収入面で問題がなかったとしても、孤独死を嫌がるオーナーが多いということです。

60歳を過ぎる前までには、終の棲家を用意しておかなければなりません。マンション/一戸建てどちらがよいのか、賃貸/購入どちらがよいのかという議論は、色々と比較がすでに行われています。

高齢になると、賃貸することが難しくなるのは、前述した通りです。高齢者の終の棲家は、マンションであると考えます。マンションに住むリットは、

・駅/病院/商店街/金融機関など利便性がよい場所に住める
・バリアフリーなので高齢者にも優しい
・オートロックや防犯カメラなどセキュリティ面が優れている
・庭の手入れが不要あっても専用庭
・建物が丈夫で長持ち、大きな修繕を自分でしなくてもよい
・防災的にも安心/安全
・冬場でも暖かく住める
・共用部分の清掃が行き届いている

などがあげられます。

高齢になって、今まで慣れ親しんだ地域を離れることは、住みづらく感じることでしょう。近所との付き合いやかかりつけの病院へ通えなくなる可能性もあります。

よく買物に行く場所も変わってしまう変化に高齢になってから、対応することは困難さを伴います。60歳過ぎてからの住まい探しは、難しいのではないでしょうか。

テレビ番組「月曜から夜ふかし」では、70歳の桐谷さんがマンションを購入しようと動いた様子が報道されました。住宅ローンは、70歳までしか借りることができませんので、早急な決断が迫られます。

高齢になってから、住宅ローンが組めたとしても、返済するのが大変なのではないでしょうか。

マンションを購入する場合に気を付けるべき点を経験者がまとめていますので、参考にして頂けると幸いです。

おわりに

「終の棲家」を60歳過ぎてから探すのは難しいことです。住宅ローンを借りられたとしても返済がきちんと行えるのか不安となります。

若い現役時代に、「終の棲家」をどうするのかを考えて行動に移さなければ、60歳を過ぎてから困ってしまいます。

少しでも早めに情報を収集してベストな選択ができるようにすることが肝心です。安心した老後の人生をおくるために今から準備しておきましょう。人間誰もが歳を重ねますからね。

※アフィリエイト広告を利用しています。
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この記事を書いた人

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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