ペアローンはやめた方が良いの?離婚リスクを正直不動産で教えられた
NHKドラマ「正直不動産」第3話でも取り上げられたペアローンのリスク、リスクを知らないで契約してしまうことの危険性を教えてくれました。
ペアローンそのものが悪いわけではなく、メリットとデメリットがあると再認識させられました。
住宅ローン返済中に離婚する場合のリスクを認識して、ペアローンを活用することをおすすめします。契約前に「もし、離婚したら?」を夫婦で話し合うことが出来ると良いですね。
- ペアローンはやめた方が良いの?
■ 目次 ■
ペアローンはやめた方が良いの?
NHKドラマ「正直不動産」の第3話では、数年前にペアローンを組んで購入した高額マンションを離婚が決まったため、住宅ローンの返済を巡って大揉めになった夫婦が取り上げられました。
ペアローンを組んでマンション購入した後で、離婚となるケースはドラマだけの世界ではなく、実際の世界でもあり得ることです。
離婚率は、年間離婚届出件数÷日本人の人口数×1000で計算され、2020年の離婚件数(概数)は、19万3251組、離婚率は1.57でした。
3組に1組は離婚するとも言われていますが、身近なところにも離婚を経験した人がいるのではないでしょうか。
マンションなどの高額商品を購入する場合は、一人で住宅ローンを組むよりも、2人で住宅ローンを組んだ方が多くの融資が受けられるのは当然です。
より多くの融資を受けられれば、購入するマンションの広さや場所の選択肢が広がります。理想の間取りのマンションを見つけられる確率も増えると言うわけです。
中には、思い切ってタワマン(タワーマンション)の高層階を選ぶという人も出てくるでしょうね。
しかし、購入時に想定していないリスクとして、「離婚」というのがあります。結婚時やマンション購入時には分からなかったことです。
「離婚は仕方がない!」と嘆いていても住宅ローンは返していかなければなりません。離婚後の住宅ローンをどのように返済するのかを決めておく必要があります。
共働き世帯の増加もあり、ペアローンを組むことも珍しいものではありません。ただペアローンには、離婚リスクが伴うことをお忘れなく。
ペアローンを組んでいるマンションは、離婚時にどのように対応すれば良いのでしょうか。
どちらかが買い取る
夫または妻のどちらかが買い取ります。今まで住んでいたマンションがそのまま使えます。ただし、夫と妻どちらがマンションに住み続けるのかを決めなければなりません。
また、マンションを買い取ることの出来る資金がない場合は、どちらかが買い取るという手段は選択することは不可能となります。
売却する
マンションを売却して、売却益が出た(アンダーローン)のであれば公平に分けることです。売却しても自由宅ローンが残るオーバーローンとなる可能性もあります。
その場合は、住宅ローンを払いつつ、別の場所で住まなければならなくなります。自己資金で賄うか住み替えローンを利用して融資を受ける必要があります。
第三者に貸す
夫婦でお互いが連帯保証になっているペアローンですから、共有として所有している状態です。
自らが住まなくても、第三者に貸し出すことが出来ます。本来、夫婦で住むことを前提にしたマンションですから、快適に過ごすことが出来る目線で購入したはずです。
第三者に貸すことで得られる賃貸収入で、ペアローンを返済出来ればマンションを手放す必要はありません。
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ペアローンの利用が悪いというわけではなく、「ペアローンのリスクも考慮してご利用ください。」ということです。
1人では出来ないことも、夫婦お互いが協力して出来ることも多々あります。夫婦が住むマンションですから、夫婦で話し合って決めることが必要ですね。
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