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管理費と修繕積立金に次ぐ第3の財布の準備が必要な理由

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マンションでは、管理費と修繕積立金があります。管理費と修繕積立金が高いとか不足が心配という声もありますが、そのほかに第3の財布を準備した方が良いのではないでしょうか。

まだ一般的ではない第3の財布ですが、あなぶきグループではすでに取り組みが行われている第3の財布の準備、良い取り組みだと思います。

2011年3月11日の東日本大震災以降、マンションの防災意識は向上していますが、まだまだ取り組みが甘いマンションが多いのではないでしょうか。

  • 管理費と修繕積立金に次ぐ第3の財布の準備が必要な理由

第3の財布の理由

2011年3月11日の東日本大震災では、大きな被害を受けた記憶を人々に与えました。東日本大震災以降も、大きな災害が発生していますので、自然災害の脅威を感じます。

マンションでは、管理費と修繕積立金があります。管理費と修繕積立金を高いと不満に思っている方もいるのは事実ですが、「管理費と修繕積立金が安ければ良いのか?」と言えば違います。

適切な管理費と修繕積立金が必要なのであって、不足するあるいは過剰な金額は適当ではありません。

第3の財布の準備とは、「災害積立金」のことです。すでに、あなぶきグループでは、第3の財布「災害積立金」の制度を設けています。

災害はいつ起こるのか分かりません。災害を受けた後の復旧費用や保存食の準備等、災害関係に対して利用を限定した「災害積立金」の制度は良いことだと思います。

管理組合の管理規約にも「災害積立金」を定めておく必要があります。徴収の方法や徴収金額、利用する用途などを明確に記しておく必要があります。

マンション分譲当初から設定している「災害積立金」なら良いが、マンション分譲後に導入する場合は、住民の理解がないと難しいかもしれません。

災害積立金いくら

災害積立金はいくらを設定することが妥当なのでしょうか。

岡山県岡山市のマンション「アルファステイツ鹿田本町」では、災害積立金300円(月額)、災害積立基金10000円(一括払)となっています。

分譲マンションの購入時に明確に記されていますから、「災害積立金」を納得された上での購入となりますので、トラブルはないでしょうね。

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「災害は、いつ起こるのか分かりません。そのために事前に準備を行うべきです。」と頭で分かっていても、現実何も起きていなければ準備に力が入らないのは事実ですからね。

管理組合で、将来に向けた活動をどのように行うのか話し合って決めましょう。「天災は忘れた頃にやってくる」ということわざがあるように、油断大敵です。

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この記事を書いた人

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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