洗濯機パンのサイズ（規格）に注意！排水口と給水口の位置も！

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マンション購入で大事なのが、購入後の生活イメージです。

洗濯機を使用しないご家庭は皆無でしょうから、お手持ちの洗濯機がスムーズに洗濯機パンに入る大きさであるかどうチェックが必要です。

排水口と給水口の位置もどこにあるのか確認が必要です。意外と確認漏れが多い洗濯機パンです。

洗濯機パンのサイズ（規格）に注意

現在お持ちの洗濯機のサイズは、きちんと把握されているでしょうか。洗濯機を購入する場合は意識したけど、設置後は忘れてしまったという方が大半でしょう。

洗濯機パン（「防水パン」とも呼ぶ）の規格は、どのくらいなのでしょうか。

洗濯機パンは、概ね下記のサイズと規格されています。

幅640㎜×奥行640㎜（正方形タイプ）
幅740㎜×奥行640㎜（長方形タイプ）
幅800㎜×奥行640㎜（長方形タイプ）

この中で、マンションの部屋によく設置されているサイズは、幅640㎜×奥行640㎜の正方形をしています。

悲惨なのは、マンション購入後に引っ越しをした時に、洗濯機パンの上に手持ちの洗濯機が設置できないということがあります。

洗濯機を利用するのは、女性が多いことだと思います。女性がマンション購入のために物件を見学して、意識して見るのは、キッチンや洗面台などの水回りです。

しかし、洗濯機置場はどうでしょうか。購入を検討しているマンションの図面集などから洗濯機を置く場所を確認する程度なのではないでしょうか。

マンションであれば、キッチン・洗面台・お風呂場・洗濯機置場などの水回りは、なるべく同じ位置に配置した方が、建設時の効率が良いため、大抵同じ位置に固めていることが多いです。

あまり水回りを分散させると、部屋やリビング部分が広くとれない配置になってしまう可能性も高いためでもあります。

洗濯機パンのサイズ（規格）に注意して、マンション購入時の下見を行わないといけません。そのためには、現在お持ちの洗濯機のサイズを把握しておく必要があります。

洗濯機パンで泣いた例があります

洗濯機パンで泣いた例を綴ります。

気に入ったマンションがあって、購入に至ったわけですが、いざ引っ越しを行った時に、今まで持っていた洗濯機が防水パンに入らないということに初めて分かってショックを受けました。

今まで一戸建てに住んでいて、理由があってマンションに引っ越しをしたのですが、今まで使っていたドラム式洗濯機が置けなかったのです。

エレベーターで搬入できる確認は行っていたのですが、洗濯機パンのサイズまでは意識していなかったのが原因です。

洗濯機が設置できないと生活する上で支障がでるため、泣く泣く新しい洗濯機を購入して設置しました。

今まで使っていた洗濯機の処分費用も必要となってしまいました。洗濯機が置けないからと言って、購入したマンションのキャンセルや売却もできなかったからです。

かと言って、全ての衣類をクリーニング屋に頼むこともできず、泣く泣く洗濯機を買い替えました。

排水口と給水口の位置も確認を

洗濯機パンは、サイズ（規格）さえ気を付けていれば良いというものではありません。実は、排水口と給水口の位置も確認が必要となります。特に、排水口がどの位置に存在しているのかの確認が必要です。

排水口の位置によっては、洗濯機パンのサイズに収まったとしても、排水口にホースが繋げられずに設置できない場合もあります。

また、マンションの場合の洗濯機パンは、かさ上げが行われているタイプをおすすめします。定期的に行う排水管清掃には、洗濯機置場も含まれるのですが、高圧洗浄ホースが入らない場合はスルーされてしまいます。

せっかく排水管清掃の機会なのに、清掃を行ってくれないのは勿体ないことです。洗濯機パンは、かさ上げされていれば、普段のお手入れもラクチンです。

かさ上げされた洗濯機パンに洗濯機を設置すると、当然給水口の位置も高くなってしまいます。洗濯機が、給水口と干渉することはないか洗濯機置場を確認する必要があるのです。

洗濯機置場の排水管清掃が仮にできなかったとしても、減額してくれることはありません。管理組合の費用を無駄にすることになるのと、排水管清掃を行わなかったがために階下へ漏水が起こったということになると大変です。

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