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エレベーター横の部屋は購入を避けるべきなのか?

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マンションを購入する際、エレベーター横の部屋は購入を避けるべきなのだろうか。エレベーター横の部屋は、一概にダメというわけではありません。ライフスタイルを考慮に入れてメリットとデメリットを考えて購入すべきと考えます。

エレベーター横の部屋は避けるべき?

マンションになくてはならない共用設備がエレベーターの存在です。マンションを購入する際、エレベーターの設置位置まで考慮に入れて部屋選びを行っているのでしょうか。

エレベーターの設置台数や階数は購入の際、考慮するかもしれません。しかし、気に入った間取りの部屋がエレベーターの横かどうかは考慮しているでしょうか。

気に入った間取りの部屋が、たまたまエレベーター横だったからと言って、購入を諦めた方がよいのか迷うところです。

エレベーター横と言っても、部屋の中にエレベーターが食い込んでいる間取り(文章で説明すると分かりにくいので、下記の図のような間取り)もあります。

エレベーター横の部屋のメリットとデメリットを綴ります。まずはメリットからです。

メリット:距離が近い

エレベーターを降りてから、自宅までの距離が近いのがメリットです。お部屋から出掛ける場合でも、お部屋へ帰る場合でも、エレベーターにすぐに乗ることができます。最悪、エレベーターを呼ぶボタンを押してから、お部屋の施錠を行う余裕があるくらいです。

引っ越しの搬入作業がスムーズだったり、買物帰りの大きな荷物をすぐに家の中に運ぶことができるのも、郵便物や新聞をポストに取りにいくのもエレベーターからの距離が近いからラクチンです。

ゴミ出しも、エレベーターの近くだから、ラクチンです。子どもがちゃんとエレベーターに乗ったかどうかもの確認もすぐに行えます。

万が一忘れ物をした場合でも、すぐに自宅へ忘れ物を取りに戻れるというメリットもあります。

メリット:販売価格が安い

エレベーター横の住戸は、他の住戸より割安になっているのが一般的です。同じ間取りであったとしても、販売価格を抑えてあります。

エレベーター横ということにこだわらないのであれば、安く購入することができるチャンスかも。売れ残りの部屋であれば、大幅な値下げを期待することもできます。

デメリット:人の視線が気になる

次にデメリットです。

エレベーターホールが広ければ気になりませんが、自宅の玄関ドアを開けた場合に、エレベーター待ちの人が共用廊下にいるので視線が気になります。

他人のお部屋の中をあえて覗こうとする人はいないと思いますが、エレベーター待ちの人が集まれば気になってしまうものです。

デメリット:音がうるさい

新しいエレベーターは、性能がよいので、機械音がすることはありませんが、古いタイプのエレベーターは動作音をうるさく感じる場合があります。

動作音よりもうるさく感じるのは、最近のエレベーターは、「上にまいります」「ドアが閉まります」「行先ボタンを押してください」「5階です」と音声案内のアナウンスの声が響きます。

視覚障害者の方が利用されることを考えて、アナウンスをしているのですが、エレベーターは24時間運転しているため、エレベーターに近いお部屋では聞こえてしまいます。

深夜など周りが静かな時間帯だと音声案内の声が響いて聞こえてしまうことはデメリットですね。

エレベーターを静かに待つとは限りません。子どもの話し声が聞こえたり、大声で騒ぐ声が響いたりします。

エレベーター横に隣接しているお部屋は、寝室として使うのは難しいかもしれませんね。マンション住民のエレベーターをどのように使うかにもよりますが、気になる人は、耳栓が必要になるかもしれませんね。ハイヒールのコツコツ音が気になることもあります。

意外と慣れてしまえば、なんとも感じないかもしれませんよ。

デメリット:売却価格も安い

購入したマンションに一生住むのであれば問題ありませんが、何らかの事情で売却せざるを得なくなった場合は、売却価格も安くなります。

安く購入したのであれば、仕方がないと割り切ることもできますが、購入者側も、エレベーター横の部屋と知って値切ってくる可能性もあります。

自分の思った金額で売却できない可能性があります。

おわりに

「エレベーター横の部屋は購入を避けるべきなのか?」、人によって何を重視して部屋を選ぶのかによって異なります。

未完成物件のマンションだと、実際のマンションが見えないので音や眺望などが実際に分かりません。

中古マンションの購入を検討しているのであれば、実際の部屋でエレベーターの音がどのように聞こえるのかを体験してから購入を検討するとよいでしょう。

エレベーター横の部屋に住んでいる知り合いの部屋で確認ができるとよいですが、どんな人が使うかによっても違ってきます。住んでいる人の生活スタイルよっても違いますが、音に対して敏感な方は、避けた方が無難です。

あまりにもうるさい場合は、エレベーターを利用する住民に、「静かに使ってください。」と理解を求めることができればよいですね。管理組合に事情を話して、掲示してもらうように働きかけてください。

エレベーターの設置位置変更は、マンション購入後に行うことは不可能と考えてよいでしょうね。高い買物になるマンションですから、後悔のないように選びたいものです。

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エレベーター横の部屋は購入を避けるべきなのか?

音が気になる人は避けた方がよい!
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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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