ホームインスペクターの料金は？正直不動産で欠陥住宅を見抜いた

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山下智久さんが主演しているＮＨＫドラマ「正直不動産」第５話では、ホームインスペクターが欠陥住宅であることを見抜いたことが放送されました。

タワーマンションという高額商品を購入する際に、ホームインスペクターによる診断は重要なのだと思いました。

福原遥さんが演じる月下咲良が、ホームインスペクターの料金は「５万円～６万円で診断が出来る。」と言っていましたが、実際の料金はいくらなのでしょうか。

第５話あらすじと感想

ＮＨＫドラマ「正直不動産」第５話が、２０２２年５月３日（火）に放送されました。第５話のサブタイトルは、「優しい嘘（うそ）」でした。

福原遥さんが演じる月下咲良のお父さんが、転勤のため東京で物件探しをしていると聞き、父親の物件を探そうに張り切ります。

ミネルヴァ不動産に貼っている物件情報に目をとめた父親に声を掛けた花澤、「ここに出していない優良物件がある。」と言われて、不動産会社に入ってしまいます。

不動産を探していると、色々な不動産会社の扱う物件が気になってしまいます。「優良物件がある。」と言われれば、見たくなってしまうのが人間の心理なのだと感じました。

なぜに、ふらっと入った不動産会社なのに、いきなりマンションの内見という流れになるのかも不思議に思いました。よほど営業トークが素晴らしかったのだろうか。

どんな優良物件かと思ったら、「タワマン１８階の３ＬＤＫ、９１８０万円、リノベーション済み」でした。

永瀬財地は、相場よりも高く「そもそも築５年でリノベーションするなんて、何かの問題があったとしか考えられない」とすぐにおかしな点に気が付きました。

現場のタワマンに直行した永瀬財地と月下咲良、契約書にサインをする直前で、永瀬財地はタワマン購入に「待った！」を掛けます。その理由は、「ここが欠陥住宅だからです！」と断言してしまいました。

欠陥住宅である確たる証拠がないため、住宅購入前にホームインスペクター（住宅診断士）に建物に不具合がないかを調査してもらうことになりました。

恐らくミネルヴァ不動産の西岡と花澤も知らなかった欠陥住宅だったのでしょう。前の住人がウオーターベッドにタバコで穴を開けて水浸しとなったことが分かったのでした。

タワマン１８階の３ＬＤＫ、９１８０万円を買えるだけの財力がうらやましいと思いました。

９１８０万円と聞いただけで、購入候補としてテーブルにさえあがらないからです。１８階という高さもダメですね。怖くて私だったら住めないと思いました。

中古マンション購入時には、ホームインスペクターによる調査は必要であると思いました。目に見えない部分こそ、重要ですからね。

ホームインスペクターの料金は？

第５話では、月下咲良が、ホームインスペクターの料金は「５万円～６万円で診断が出来る。」と言っていましたが、実際の料金はいくらなのでしょうか。

ホームインスペクターは、２０１８年４月１日の改正宅地建物取引業法の施行に伴い、不動産売買に取り入れられた制度です。

ホームインスペクターの実際の料金も、ドラマで話していたように、マンションの場合は５万円～６万円の料金で乖離はしていません。

中古マンションの購入者も安心して買うことが出来ますし、何か問題があったら購入を断念する判断の材料になります。

数千万円～数億円という高額商品の購入を検討しているのですから、５万円～６万円で安心が買えれば安いと言えるでしょうね。

ただホームインスペクターに依頼して調査を行う場合は、時間的な余裕が必要となりますので、ご注意ください。

中古マンションの購入を考えている方、マンション内見時に不動産会社の営業マンに、ホームインスペクターを行っているのか聞くとともに、行っていれば、ホームインスペクターの結果を求めてください。

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部屋のフローリング床板を「バール」で剥がして調べた月下咲良でしたが、そもそも「バール」という道具を持っていたのかが疑問でした。

今まで中古マンションの下見を何件か行った経験はありますが、部屋の中に「バール」が置いてあった経験はありません。

ホームインスペクターを行うために必要だから道具箱の中に「バール」があったのかもしれませんが、月下咲良が持参したものではないと思います。

そもそもホームインスペクターを行う際に、マンションの売主・売主仲介・買主・買主仲介・インスペクターと関係各位が揃って立ち会うことは極めて稀であるとのことです。

ドラマだから、実際と相違する部分もあると思います。しかし、知らない不動産業界の裏側が分かるドラマに仕上がっているのが面白いです。

※アフィリエイト広告を利用しています。

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