緊急連絡先に同居人も把握すべし!相続した甥の呆れた一言に驚愕!
ノンフィクション作家で東京富士大学客員教授の山岡淳一郎さんが、「子どもがいない夫婦の「マンション」…相続した甥の呆れた一言」という記事を綴っています。
マンションの所有者と連絡がつかない「所在不明・連絡先不通」の部屋がある場合、管理費や修繕積立金も未納状態が続き管理に支障があるとのことです。
各マンションで、緊急連絡先の収集を行っていると思いますが、同居人の把握もすべきです。さらに、変更がないのかを確認すると良いでしょうね。
- 緊急連絡先に同居人も把握すべし
■ 目次 ■
相続した甥の呆れた一言に驚愕!
ノンフィクション作家で東京富士大学客員教授の山岡淳一郎さんが、幻冬舎ゴールドオンラインで、「子どもがいない夫婦の『マンション』…相続した甥の呆れた一言」という記事を綴っています。
管理組合に「緊急連絡先なし」と伝えている人が亡くなる事例が具体的に書かれています。住んでいた主人が亡くなり、奥さんも亡くなったそうです。
親戚を探し回って、ようやく主人の甥っ子が管理すると言ったが、遠くに住んでいて管理費も、修繕積立金も払わず、「差し押さえでも何でもしてくれ!」と居直ったとのことです。主人側の親類に一人ずつ当たって相続放棄してもらい、奥さん側も潰したとのことです。
管理組合側の手間を考えるとだけでも恐ろしいと思います。理事長を行っていた当時、なぜか管理費や修繕積立金を滞納する方がいたのです。
督促をすると入金してくれるのですが、なぜ口座から引き落としが出来なかったのか不思議だった記憶があります。長期滞納ではなかったので、滞納の旨を本人に伝えるにとどまりましたけど。
緊急連絡先に同居人も把握すべし!
「子どもがいない夫婦の『マンション』…相続した甥の呆れた一言」という記事を読んで、マンション住民に対する緊急連絡先の必要性を改めて感じました。
管理組合として、管理費や修繕積立金が引き落とされていれば、実際の住戸に住んでいてもいなくても問題視することがありません。
しかし、引き落としが出来なくなってから初めて問題視をするのでは「遅い!」のです。ただの滞納であれば、粛々と滞納解決に向けて法的手段を進めることになりますが、マンションの所有者と連絡がつかない「所在不明・連絡先不通」の場合はかなりやっかいとなります。
入居当初に書かれた緊急連絡先とは、時間の経過とともに変わることもあり得ます。同居人の増減や連絡先の変更などを反映した最新の緊急連絡先でないと意味がありません。
緊急連絡先を最新化することも管理組合の仕事だと思います。緊急連絡先の在り方を管理組合で話し合うことをおすすめします。
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緊急連絡先は重要な情報です。重要情報であるにも関わらず定期的なメンテナンスが出来ていないマンションが多いと聞きます。
災害などの有事が発生した際にも、役に立つ緊急連絡先です。安否確認にも活用出来ます。管理組合に届けている緊急連絡先に変更があった場合は、必ず管理組合に報告を行うような仕組みが必要です。
通常総会開催時に提出する「出欠票・議決権行使書・委任状」と一緒に管理組合に届けることも良いと思います。変更がなかったとしても確認の意味になります。
少子高齢者の時代、マンションでも高齢者が住む割合が増えるのは当然の流れです。少なくとも高齢者が住んでいる部屋だけでも把握しておかなければなりません。
病気や怪我などで、親戚や兄弟などに連絡しなければならないケースがないとも限りません。
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